「同じSEXは二度とない」“エロ意識高すぎる”AV女優・凰かなめが明かす孤高のSEX観
近年、すさまじい勢いでルックスのレベルが上がり続けているAV女優たち。その中でも、類稀なる透明感でネット上では“1000年に1人のAV女優”とも評されているのが彼女、凰かなめちゃんだ。昨年9月にプレステージの専属女優としてデビューして以降、その清楚な美少女然としたルックスからは想像もつかないどエロい絡みでファンを増やし続けている彼女。デビューから半年が経った現在の思い、そして“意識が高すぎる”と話題のSEX観について話を聞いた。
――まずはデビュー時の話を聞かせてください。凰さんといえば、以前YouTuberとして活動していたことがデビュー時に話題になりました。YouTuberからAV女優への転身の理由を教えてください。
凰かなめ(以下、凰):YouTubeに出て、「私に需要があるんだ」ってことを知ったので、自分から事務所に問い合わせしました。もともと性に対してすごく興味があったんです。デビューに関しては「勢いでやった、反省はしていない」という感じです(笑)。
――では、YouTuberとして活動する前は何をしていたんですか?
凰:10代の頃から不定期でモデルのお仕事はやっていました。でも、基本的にオタクで引きこもりだったんです。「何もせずに好きなことだけして生きていきければいいな~」ってずっと思ってましたね。モデルのお仕事以外はアルバイトもしていなくて、大人になってもひとりで電車にも乗れないくらいだったんです……(笑)。子どもの気分のままいつのまにか年齢だけ大人になっていたというか。そこで「もう大人だし、なにか社会とつながりたいな」と思ってYouTubeに動画を上げ始めたのがきっかけです。
――その清楚なルックスとは裏腹に、SEXに対する考え方や姿勢がすごくストイックなことでも人気を集めています。そんな“エロ意識高い”価値観はいつごろ形成されたものでしょう?
凰:う~ん……。いつからっていうのはわからないけど、元を辿れば「自分が変だ」って気付いたのが幼少期ですね。最初は周りのみんなが変で、私だけが“普通”だと思ってたんです。でも幼稚園に入ったころに初めて「もしかして自分が頭おかしいんじゃないか」って気づき始めて。そこで「じゃあ“普通”って何だろう」って統計を取ろうと思ったんですよね。自分の髪の毛を抜いて、「私はこれくらい痛いけど、まわりの人はどのくらい痛くて、どのくらいの反応をするのかな」って周りの人の髪の毛を抜いて回ったりしてました(笑)。そんなことを繰り返して、“普通”の反応や感覚を学んでいったんです。
――そこまで分析できる幼稚園生、なかなかいないですよ(笑)。
凰:精神年齢は無駄に高かったと思います(笑)。そこから成長していくにつれて、人の感覚そのものにすごく興味をもつようになったんです。「人の立場に立って考えたり行動しなさい」とよく教えられると思いますが、どこまで深く考えても結局は本当にその人の立場や感覚と寸分違わぬ感情になることはできないですよね? 「共感する」ということも結局は方向性の似た考え方や感覚を「同じだ」と錯覚しているだけで。でも私は、可能な限り相手と同じ感覚になってみたいと思ったんです。そして、それが一番できる可能性が高いのがSEXなんじゃないかなって大人になって思うようになりました。同じ空間をともにして同じように刺激を与え合う、頭だけでなく体でお互いを感じ合うその行為が、一番理にかなっているんじゃないかと思ったのが始まりでした。
――相手の感覚と“同化”するための行為が、SEXであると。
凰:そうですね。でも、SEXって奥が深いですよね。やっぱり同じ相手と同じプレイを何度しても、まったく同じになることはない。体調やタイミング、感情がかみ合わないと同じにはならないなって。そんなことを探求し続けているんだと思います。
――そんな鳳さんが自分の作品を観返すことはありますか?
凰:真顔でガン見してます(笑)。普通のSEXと違ってAVは相手の男性ではなく“カメラの向こう側”を意識しなきゃいけないので、レンズ越しに私がちゃんとエロく映っているかチェックしています。研究です(笑)。普段も「このプレイをするとここの筋肉が使われるんだ。次はもっといい絡みをみせるためにここを鍛えよう」といったことを考えながらSEXやオナニーをしてるんです。昔、武井壮をインタビューしたことがある記者さんに、「SEX界の武井壮だ」って言われたことがあります(笑)。
――男優さんとのSEXはどうですか?
凰:楽しすぎますね。普段できないことができるし、純粋に「気持ちいいな」って思います。なんというか、「嫌だな」って思うところがないんですよ。テクはもちろん、気遣いにしろ身だしなみにしろ、男優さんって、SEX以前の基本的な部分が段違いにレベルが高いんです。なので私も、ちゃんと男優さん相手に最高のプレイができるよう精進していかねば! と毎回思います。私、エロに関してはクソ真面目なんです。志は常に高くあり続けたいですね。
――最後に、今抱いている“志”を改めて教えてください!
凰:せっかくこの業界に入ったんで、普通に生きてたらやれないようなことをいっぱいやりたいです。エロいことって本当に楽しくて素晴らしいことなので。私に需要があり続ける限り、端から端までやりたいです!
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1322742
【凰(おおとり)かなめ】
’95年、秋田県生まれ。T165B83W58H84。昨年9月にプレステージから専属女優としてAVデビュー。趣味は可愛いもの集め。Twitterでは得意のイラストを随時アップしている(@kanamechan1115)
(取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/時永大吾)
「デビュー前はYouTuberでした」
「相手と“同化”する一番の手段がSEX」
「『SEX界の武井壮だ』って言われたことがあります」
最新作『絶対的鉄板シチュエーション4 凰かなめ』がMGS動画で先行配信中(http://www.mgstage.com/search/search.php?search_word=凰かなめ)
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