漫然と飯を食うな! 食習慣が人生を変える
―[人生をバラ色に変える奇跡の食習慣]―
【人間力UP】
漫然と飯を食うな! 食習慣が人生を変える
単身渡英し24歳でBZWフューチャーズの取締役に就任、英国金融界で名を馳せた田中勝博氏は、「食習慣で人間は激変する」と強く主張する。その根拠として、食育によってご子息を天才児に育て上げたから、というのだが……。
「“食事の品格”は人格とイコールです。そしてそれは食育によっていくらでも高めることができます。例えば、私が家で食事をするときは、買い物から後片付けまで子供と一緒に過ごす。レストランに行くときは正装させマナーを覚えさせる。それだけで、子供は食の大切さを認識し、食への感謝が養われます。食に関する品格を向上させれば、手っ取り早く人格に反映させることができるのです」
なるほど。しかし、当方すでに30代。サラリーマンでもまだ間に合うものなのか?
「今からできるのは、一食一食を決して疎かにしないことです。自分の品格を下げそうな食事は絶対にしない。反対に無理してでも高級店で食事をしてみるのもいい。エリートが食に貪欲なのは、食が人間力と直結していることを経験則から知っているからなのです」
確かに、コンビニ飯、カップラーメン、ファストフードの生活は、水が低きに流れるようなもの。心が荒むのは当たり前。実際に、20代の頃の不摂生がたたり急激な肥満やEDを経験、その反動か、いまや日本一の健康オタクを自称するまでになった上田勉氏は言う。
「ちょっとした心掛け、食習慣の変化で人生は変わります。私の場合は一日3食、決まった時間に食事をすることによって激痩せに成功しました。漫然と食べるのではなく、目的をもって食べることで、意識が変わります。すると自然に食べるものの質に目がいき、ひいては生活まで変えてしまうのです」
当たり前、と言うなかれ。普段、無意識に食べているそれが、あなたをどれだけ蝕んでいるかに気づくことが大切なのだという。
「とは言っても、栄養素を完璧に揃えたおかずを何品も食べる、ということではなく、できることから始めればいいのです。規則正しい食生活は心にゆとりを生むことは確か。そんな些細なことからいろんなものが見えてくるようになります。」
食事では補えない必要な栄養素をサプリに頼ることもOKだとか。惰性の食習慣を即刻改めるべし!
【田中勝博氏】
’64年生まれ。経済評論家。19歳で単身渡英し、英国の金融界に身を投じる。24歳の若さで、BZWフューチャーズの取締役に就任して話題に
【上田勉氏】
サプリメント販売会社「ヤンジンテ」代表。自称・日本一の健康オタク。主に精力UPに効く食品を多数販売。http://www.110agaricus.jp/
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