更新日:2022年08月30日 23:31
ライフ

男がヒールやパンプスで全力疾走してみた<女性の気持ちを体感してみよう>

ジェンダーレス男子や女装タレントが話題の昨今、男性のジェンダーレス化が進んでいるように思われる。しかし、私たちは女性のことをどこまでわかっているのか? 女性の専売特許を男性記者が体験!

ヒールやパンプスで全力疾走してみた!

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ヒール

ハイヒールとピンヒールはダッシュどころか、脱げないようにするのがやっと

 通勤時間帯にヒールを履いてダッシュする女性の気持ちを理解したい。そんな思いから、「革靴・パンプス・ハイヒール・ピンヒール」の4種類を履いて、池袋駅前にある30mほどの横断歩道を全力疾走し、タイムを計測してみた。  まずは男性読者も履いている普通の革靴から。軽快な走りで、すれ違う人たちをかわしながらゴール。タイムは12.2秒。  次に計測するパンプスは驚きの結果に。ヒールの7cmあるかかとはそこまで気にならず、適度な底上げが意外と走りやすい。そして出たタイムは、なんと革靴を約2秒も上回る好成績。「短距離走者は足先で走るから速い」と聞いたことがあるが、その効果をパンプスで体感することになるとは……。
パンプス

パンプス

 そしてパンプスより3cm高いハイヒールでダッシュ。勢いよくスタートしたが、終始脱げそうになり悪戦苦闘。足先に力を入れて走らなければならず、クネクネとスキップをしたような走り姿に……。タイムも革靴の約2倍もかかったので、これでは遅刻しそうな日に履くことはできないだろう。
ハイヒール

ハイヒール

 最後は、見るからに走りにくそうなピンヒールに挑戦。ヒールの高さが12cmもあるうえに接地面が少ないので、案の定、立っているのがやっと。走り始めたはいいが、途中で何度も脱げてしまう始末。歩道の真ん中では転倒してしまい、負傷した足をひきずり、なんとかゴール。タイムは革靴の約3倍強、ピンヒールでのダッシュは厳禁だということが判明した。
ピンヒール

ピンヒール

 スタイルアップなど、ヒールの高い靴を履くメリットは多い。が、それ以上の苦労があることを思い知らされる計測結果となった。 ― [男性記者が実体験]オンナは大変だった! ―
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