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大麻を吸って性的快楽を極めようとする男「触覚が強化されるから」

 今、若者たちの間で大麻の使用者が急増中だ。お笑いタレント・大竹まことの長女(28)が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことを受けて謝罪会見を開くなど、有名人本人や親族による薬物報道も続いている。法務省の『犯罪白書』によれば、大麻取締法違反による検挙者数は’09年のピーク(検挙人数3087人)後に減少したかに見えたが、’14年からその数は再び急増している(’16年の検挙人数は2722人)。罪の意識も薄く、おおっぴらに大麻を使用する若者たちだが、その多幸っぷりを明らかにしていこう。

自宅で性的欲求を極める大麻愛好家

男性 一般的に大麻を吸うと性欲は減退するというが、個人差もあるようだ。大学生の根本良太さん(仮名・22歳)は、家で大麻を使用し、性的な快楽を追求しているという。 「僕は大麻を使うと視覚が冴えわたるので、写真が写実的に見えるようになるんです。だからコンビニでエロ雑誌を買って、ひたすらにヌキますね。気分が高揚しているので、『動画じゃなくてエロ雑誌で抜けるんだ』という、訳のわからない幸福感と、触覚が強化されたことによる、純粋な気持ちよさがたまらないんです」  最近は電子タバコ「ベイプ」で吸う大麻リキッドや、専用の器具で吸う大麻ワックスが登場。これらは麻薬成分が濃縮されており、より深く確実にキマると愛好家のなかで広がりつつある。石川進さん(仮名・24歳)もそうした一人だ。 「ペンという器具を使って、大麻ワックスを吸っています。ワックスは1g4万円ほどしますが、濃度が高いので一発でキマり、値段の割にコスパがいいんです。電子タバコ風に見えるので、人に見られても安全だとは思いますが、外ではやりません」  しかし、彼は合コンなどで出会ったばかりの女のコと、リスクを顧みずに大麻ワックスを吸ってコトに臨むこともあるいう。 「キマると触覚が強まるので、めちゃめちゃ気持ちいい。でも体は力が抜けて気怠くなっているので、本番には向きませんね」  当然だが、大麻所持は大麻取締法違反となり、5年以下の懲役(営利目的の場合は7年以下)という量刑の犯罪であるということを忘れてはならない。 ― 若者に大麻が復活している! ―
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