更新日:2018年06月06日 20:16

ビットコイン投資 大図鑑24 COMSA/コムサ

 仮想通貨は日々増殖している。世界中で仮想通貨を発行して資金調達を行う「ICO」が実施されているためだ。一体、どのコインがさらなる成長余力を秘めているのか? 主要コインを徹底研究!

COMSA/コムサ(CMS:ETH/CMS:XEM)

日本初の大型ICOとして脚光浴びたICOプラットフォーム 公開日 ’17年11月 発行量上限 なし ’17年上昇率 155% 過去最高値 543円 直近価格 70円 ※直近価格は3月10日時点 《コムサを購入できる主な仮想通貨取引所》Zaif(テックビューロ)

企業のICO支援を掲げて100億円調達 導入事例が出てくれば人気化する可能性も

 コムサ(COMSA)は日本の仮想通貨取引所「Zaif」の運営会社であるテックビューロが立ち上げた、企業のブロックチェーン技術導入支援を進めるプロジェクト。具体的には、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)により、企業のトークン発行による資金調達を支援する。  こうしたICOプラットフォームの開発・運営資金を調達するためにCOMSAプロジェクトも’17年11月にかけてICOを実施。「日本初の大型ICO」として注目を浴び、100億円超を調達することに成功した。発行されたトークンはイーサリアムベースの「CMS:ETH」とネム(NEM)ベースの「CMS:XEM」の2種類(左図はCMS:ETHのチャート)。この2つのトークンはZaifで売買可能なうえ、COMSAで実施されるICOへの応募にも利用可能だ。  ただし、3月時点でいまだCMSAを利用したICOの実績はなし。’17年のICOと前後してクラウドファンディングサービスのCAMPFIREのICOが頓挫したのを皮切りに、数々の案件が延期されている。 ●日本初の大型ICO案件で発行されたトークン ●COMSAが支援するICO案件の応募に利用可能 ●イーサリアムとNEMベースの2種類が流通 ― メジャー仮想通貨大図鑑 ―
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