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金髪ギャルが黒髪の知的女子に変わったワケ「きっかけはギャラ飲みで稼ぐため」

 “ギャラ飲み”とは、男性との飲み会に参加してお金をもらうこと。売れないアイドルなどがメディアで実態を語る機会も増えたが、最近ではギャラ飲みに参加する一般女性を募集するスマホアプリまで登場。若者たちの間に広がりつつあり、バイト感覚で登録する女子大生が増えているらしい。  最近、専門のマッチングアプリに登録したというMさん(20歳)。彼女はギャラ飲みをきっかけにおじさんに目覚め、ついには銀座ホステスの道に……。

ギャラ飲みでおじさんに目覚めて……

「私のまわりには、結構ギャラ飲みで稼いでいる子がいて……中には時給20000円もらっているツワモノもいるんですよ。だったら私にも出来るんじゃない? と思い面接を受けて登録してみました」  時給は最低4000円だが、事前に面接があり、通過率は10%の狭き門。容姿端麗なMさんは見事に突破した。とはいえ、現実は厳しく、男性に選んでもらえないとまるでお金にならない。収入が不安定で大変なんだそう。 「どうして私は、そこそこ綺麗なのに指名されないんだろうと不思議に思い、人気のある女のコたちを観察してみたんですよ」  黒髪色白で、ナチュラルメイク、あどけない感じの某アイドルグループ的なルックスがウケると気がついたMさんは、すぐに美容院に駆け込むと、このようにオーダー。 「ギャルっぽい派手めなヘアスタイルを、黒髪ストレートにして前髪も作ってもらいました」  そして、清純そうでシックな服や靴を買いに行き……YouTubeでお嬢様メイクの仕方を勉強して、戦闘態勢バッチリに仕上げたそう。 ギャラ飲み イメチェンした新しいプロフィール写真に変えると、少しずつ男性に選んでもらえるようになったという。 「最初は完全にお金目的でしたが、おじさんウケする自分を演じる事がだんだん楽しくなってしまって(笑)」  いざギャラ飲みの現場に呼んでもらえるようになると「本当に気配りの出来る素敵な子でした」「また飲みたいです」などとお客さんからコメントしてもらったり、そのコメントを見たおじさんがまた指名してくれたりと評判は上々だった。 「たくさんお呼びがかかり、評判が良いと……どんどん自分のランキングが上がっていくんですよ! なんだか、おじさんを味方につけて成り上がるゲームをしているみたいで面白くなっちゃって。レベルが上がると時給も上がるんですよ」  それからMさんは、おじさんウケするルックスになる事に集中し、現在はサラサラヘアになるために週1で美容院に行きトリートメントしているんだとか。以前はアッシュ系の金髪でパサパサに痛みきっていたのに、ものすごい変わりようだ。
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もはや同世代の男には興味がもてない
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漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。

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