◆女性には最大限の接待をし、好感度を上げまくる！ 植山孝雄さん（仮名）33歳・営業 「自分がイケメンじゃないって痛いほどわかってるからこそ、僕みたいな男でも好意を寄せてくれたり、たとえ友達としてでも付き合ってくれる女性には全力で応えたいなって思うんですよね」と語るスーパー謙虚な植山さんは、小柄でタヌキのようなコミカルな顔立ち。人妻を中心に彼女が数人いる。 「人妻が多いのも、僕といると癒されるみたいですね。デートするときは、車は僕が出すけど、あとは彼女が行きたいところに連れて行ったり。基本は女性の意見優先です。僕、自分自身にはお金をかけませんが、女性にはあまりケチケチしたくないんですよね」 　その気持ちが時にはサプライズに変わり、女性を驚かせる。 「仕事仲間の女性がチョコレートが大好きって聞いたんで、ピエールマルコリーニの5000円くらいのチョコレートをプレゼントしたら、すごく喜んでくれて。わりと女性には分け隔てなくもてなしてあげるようにしていますね」 　そこまでしちゃうと女性からの見返りを求めたくならないのか？　 「昔、付き合った女性から『あなたは3股の3番目』って言われた経験があって、女性は浮気するんだって認識したんです。だから女性に多くを求めなくなりました。特に怒ったりもしないし。それで相手が楽しいなら、いいかなって」 　そんな哀愁が前面に出ているのか、ときめく女性が後を絶たない。 ― 平均点以下なのにモテる男の共通点【2】 ―