“出版不況どこ吹く風”と言わんばかりに、坂道シリーズ（乃木坂46・欅坂46・日向坂46）に所属するメンバーの写真集が軒並み大ヒットを記録している。 　その中でも、乃木坂46の絶対的エース・白石麻衣のセカンド写真集『パスポート』（講談社）は、2017年2月発売にもかかわらずいまだに売れ続けて、歴史に残る50万部超えを達成。また、今年に入ってからも乃木坂46の3期生・山下美月の初写真集『忘れられない人』（小学館）や先日発売されたばかりの与田祐希の初写真集『無口な時間』（光文社）がともに20万部近い売り上げを記録。昨年リリースされた生田絵梨花のセカンド写真集『インターミッション』（講談社）も30万部近いセールスを上げている。 　もちろん、乃木坂46だけではない。卒業してしまったが欅坂46・長濱ねるの『ここから』（講談社）は20万部超えをマークしたほか、同じく欅坂46・渡邊理佐の『無口』（集英社）も10万部以上を売り上げているのだ。 　では、なぜ彼女たちの写真集がこれほどまでにヒットしているのであろうか。それは、全盛期の48グループであれば雑誌グラビアやミュージックビデオなどで水着になったりする機会が多かったが、坂道シリーズのメンバーは雑誌グラビアでもせいぜいタンクトップと短パン、ミュージックビデオでは清楚なワンピースや軍服などを着用しており、肌の露出をすることがめったにないことが理由として挙げられるだろう。 　オトコの“性”として隠しているモノほどより見たくなる――。その心理を巧みに利用して、買わないと見られない写真集では大胆な水着やランジェリー姿になっているからこそ、驚異的な売り上げを記録しているのだ。 　さらにヒットしたメンバーに共通しているのが、巨乳を備えているということだ。「あの衣装の下にこんなモノが……」と感動するほどのセクシーボディーを備えていたメンバーほど、ロングランヒットをしているようだ。 　ところが――アイドルヲタクとして知られるライターのノダノゾム氏に聞いたところ、写真集を一度もリリースしていないナイスボディーを誇るメンバーがまだまだ大勢いると言うではないか！　そこでノダ氏と某月刊アイドル雑誌でライターをするA氏に“ぜひとも写真集を見たいメンバー”を聞いてみた。 　まずは、アイドルの中でも乃木坂46に精通するノダ氏に話を聞いた。 「ヲタクが口をそろえて“乃木坂イチの巨乳”と評するのは、ショートカットで涼しげな雰囲気を持つ美女・中田花奈でしょうね。ロケ企画やオフショットなどで薄手のTシャツなどを着た際、胸の膨らみがとにかくスゴいんです。推定F～Gカップはあろうかと呼ばれています。 　これだけのボディーを持っているのに写真集を出していないのはなぜ……という声が最も多いメンバーです。最近は白石麻衣や秋元真夏らとともに『アサヒスーパードライ スペシャルパッケージ』のCMにも出演して知名度も上がっていますし、ぜひ写真集でランジェリーショットを拝みたいです」 　さらに、ノダ氏は他の乃木坂46メンバーも挙げてくれた。 「残り少ない1期生の樋口日奈です。清純派の多いメンバーの中で“色っぽさ”を兼ね備える貴重な美女で「30代前半の人妻のよう」とメンバーに評されるもち肌ボディーは絶対に写真集映えするメンバーですね」 「もう一人は、現状の人気では同じ3期生の山下美月や与田祐希にかなりリードされていますが、愛くるしいムッチリボディーを持っている向井葉月。むしろ彼女の場合は表現力もあるので、写真集をきっかけに羽ばたける可能性があるタイプだと思います！」 　続いては欅坂46と日向坂46を推す、某月刊アイドル誌ライターのA氏にも話を聞いた。 「長濱ねるや今泉佑唯もそうですが、巨乳とウワサされていた鈴本美愉が卒業してしまったのは非常に残念です。この3人以外幼児体型が多すぎるんですよね。『欅って書けない？』（テレビ東京系）でMCを務める土田晃之さんもラジオで『欅坂に巨乳はいない』と冗談交じりで言っていましたから（笑）」 「ルックスだけで大ヒット確実なのは、日向坂46・小坂菜緒でしょうかね。日向坂46の絶対的センターですし、グループ加入当初は幼さがありましたが、最近は体も発育してきていてバストアップもしていると評判です！　彼女なら20万部の大台超えもあり得ると思います。ただし、まだ17歳なのでリリースは先になると思いますが……」