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元欅坂46・佐藤詩織「今は自由で、毎日があっという間」と語る今。 欅坂46で得たモノとは

個展開催、MV出演と卒業後も大忙し

佐藤詩織

個展の準備の合間を縫って取材を受けてくれた元欅坂46の佐藤詩織さん。現在はアーティストとしてダンスや絵を描いて活躍の場を広げている

『サイレントマジョリティー』や『不協和音』といった独自の世界観と激しいダンスで瞬く間にブレイクを果たしたアイドルグループ・欅坂46(現:櫻坂46)。その1期生として高いダンスの腕前でグループに欠かせない存在だった佐藤詩織。美術大学に通う“美大アイドル”としても注目され、在籍時には二科展で奨励賞入賞も果たした彼女が昨年10月にグループを卒業。  現在はフリーとなり、デザインやアートを中心に芸術分野の活動で新たな一歩を踏み出したほか、ディーン・フジオカの楽曲『Runaway』のMVではダンサーとして出演。そんな今後の活躍が気になる彼女に、欅坂46時代の思い出やフリーとなった現在の心境、新たな目標について語ってもらった。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

先輩の勧めで大学時代の思い出作りでアイドルに

――改めて、欅坂46に入ろうと思ったきっかけを教えてください。 佐藤:美術大学に入学してからオープンキャンパス委員会に入ったんですが、そのときの先輩に「乃木坂46の妹分を募集しているから受けてみれば?」と勧められたんです。  大学に入ったら何にでも挑戦しようと決めていて、ちょうどオーディションが夏休み中で終わる予定だったので「大学1年生のイイ夏休みの思い出になるのでは?」と思い、気軽な気持ちで受けました。合格したときは私自身が一番びっくりしました。 ――大学時代にアイドルであることに騒がれたりしたと思うのですが…… 佐藤:グループには大学1年夏に加入したこともあり、アイドルではないときからの友達や仲間がいたので、騒がれたりすることはあまりなかったかな。  それと美大の子たちっていい意味でぶっ飛んでいる人たちが多いからか(笑)、そこまでアイドルに興味がないようで普通に接してくれましたね。でも、大学の授業でバレーボールをしているときに、誰にも気づかれないなと思っていたら終わり際に声を掛けられたことはありました(笑)。
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欅坂時代に気づけなかったこと
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