8畳間ふたり暮らしでも彼女とケンカしないコツ。ヒモ男の答えは?
大学在学中から10年間、10人以上の女性の家に居候を続け、浮いた家賃は1000万円超。着ている服から、仕事で使うMacBook Airまで、身の回りのものの大半は女性からのプレゼント品。仕事の年収は100万~200万円程度だが、「リクエストに応じて朝昼晩の食事を手作り」「彼女の話すことは常に全肯定で、グチも毎日聞く」などの努力で、付き合っている女性からは常に求婚されている状態……。
ヒモを本業として生きるふみくん(29歳)はそんな男で、そのヒモ哲学と生き方は、以前にも紹介した通り。「こんなヤバくてダメな男がいる!」という意図で紹介したものの、「立派な主夫じゃん」「全然ダメ男じゃない!」と称賛の声が集まってしまった。
パートナーが自宅でリモートワークをはじめた場合、家で過ごすヒモや主夫・主婦が気を配ることは多くなる。特に注意すべきなのは、Zoomでオンライン会議が行われているときだ。
「旦那さんや奥さん、子供が映り込むことは許容範囲かもしれませんが、同棲中の彼氏や彼女が映るのは何だか生々しいですし、こちらも気を配りますよね。ましてや僕は“飼われているヒモ”ですから(笑)。彼女も職場で同棲していることは打ち明けてますが、積極的にヒモを映したくはないでしょうし、『日常のキャラとは違う職場の自分』を僕に見られるのもイヤでしょう。なので彼女のZoom中は、僕は彼女の付近から極力離れて、一切物音も立てません。できれば『スーパーに買い物に行く』『ランニングをする』などして家から離れるようにしています。
なお会議は午前10時と午後の3時に行われることが多いそうで、「人混みを避けて買い物もできて一石二鳥です」とふみくん。そして、お互いが離れ離れになる時間を作ることは、外出自粛の続く同棲生活の息抜きにもなっているそう。
「僕は『彼女が住んでいる家に転がり込んで、家賃はビタ一文払わない』という生き方をしてきたヒモなので、同棲をはじめても家は狭いまま。今の彼女と過ごす家も、家は8畳の1Kという単身者向けの物件です。どんなに仲が良くても、閉鎖空間で2人で過ごせば息は詰まりがちになりますから、僕から外に出るようにしているわけです」
またふみくんの彼女はテレワークで自宅勤務となってから、「私も一緒にランニングしてみたい」とリクエストするようになったとのこと。
「なので彼女がワークタイム中の昼間は、僕はランニングをしつつ人通りの少なそうな道をリサーチ。そして夜に彼女と走るときは、下調べ済みの安全な道を一緒に走ります。仕事が終わった後、一緒に体を動かすことで、お互いの仲もより深まりましたね」
今回の記事では、そんな新世代のヒモ男が、「リモートワーク中の彼女と家で仲良く過ごす方法」を紹介。彼女の1Kの狭い家に転がり込んで、家賃も払わず家に住むヒモの行動と心がけは、多くの男性たちの参考になるはずだ。
リモートワークの邪魔にならぬよう1日2度はランニングで外出
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