エプロンをつけ、凛々しい表情の山北早紀が、久しぶりのお菓子作りに挑戦。チョコカップケーキを作り上げるも「久しぶりすぎて味が不安……味見してみて？」と毒見役を仰せつかったのだが、果たして味のほどは。 「まあまあおいしく作れてないですか？ よかった～。地元にいた頃、ニートだった期間はヒマだったのでよくお菓子を作ってて、形がいびつになってもおいしそうに見えるスコーンをよく作ってました。チョコも作ったことはあるけど、いい思い出がない……。トリュフを作って手でこねてるうちにべたべたになってしまって。友達と手作りを交換するときにも作った人が手でこねてる画が浮かんで、手作りチョコは食べられなくなっちゃいました（笑）。市販のチョコがおいしすぎます」 　市販のチョコは、こだわって買う派？ それとも、コンビニチョコ派？ 「コンビニではガルボが好きです。サクサク系。あと、ゴディバがいいですね。お店の開拓はあまりしないけど、東京は知らないお店がいっぱいあるから、差し入れでいただくたびに、うま～って感動してます」 　上京後は手作りから離れたものの、現在は手料理熱が復活したとか。 「最初に住んだ家のキッチンの狭さに絶望して、料理をしなくなっちゃったんです。今は広くなってマシになったけど、食べてくれる人がいないと作る気にならないから、一緒に食べてくれる家族が欲しい（笑）」 　健康のためにも今年は手料理する機会を増やしているというが、ズバリいちばんの得意メニューは？ 「今は煮物にハマってて、炊飯器で大根と鶏肉を炊くと簡単なのにすごくおいしいんです！ 東京でファストフードとか食べるなかで、煮物を挟むと染みる……ってなりますね」 　煮物がうまいアイドル。おじさんの心を鷲摑みにできそうな響きだ。

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【山北早紀】Saki Yamakita ’91年、北海道生まれ。美容オタクのリーダー。手作りお菓子を渡すなら、「偏食なひみちゃん(茜屋日海夏)、野菜とプロテインを混ぜ込んだチョコレートをあげたい。味が変でも食べてくれそう(笑)」 撮影／尾藤能暢　ヘアメイク／藤井まどか　スタイリング／津野真吾(impiger)　衣装協力／ BRAND SELECT　取材・文／森ユースケ