更新日:2022年08月01日 17:55
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ユニクロ、GUだと物足りない人が買うべき「最高コスパの傑作アイテム」3選

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第388回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

ユニクロでは手に入らないデザイン服

 今回は脱ユニクロ! ユニクロよりほんの少しお金がかかるけど、ユニクロでは絶対にあり得ないデザイン服を紹介します。  それは……「niko and …/ニコアンド」(以下、「ニコアンド」)です! 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

★今のうちに買っておきたい秋アイテムの傑作

[niko and …JEANS 2022AW]デニムカバーオールジャケット  8690円
 [niko and ...JEANS 2022AW]デニムカバーオールジャケット(画像:「.st」より)

[niko and …JEANS 2022AW]デニムカバーオールジャケット(画像:「.st」より)

 ニコアンドが「niko and…JEANS」と別ラインを立て、展開しているデニムシリーズ。この秋の新作はカバーオールジャケットをリリースしています。 「いやいや7、8月にカバーオールって」と思うでしょうが、この時期にGETしておかないと本当に品がなくなるんですよ……。  アパレルの仕組みは少々厄介で、追加生産が事実上できない構造になっています。そのため、完売したら売切御免、ショップスタッフの「ラスト1点なんですよ」はあながちウソではないのです。  というのも服を作るには素材・パーツが必要になります。この不景気なご時世で生地屋さんも大量に生地を用意しているわけもなく、オーダーしてから生地を用意する形がほとんど。また、縫製も基本的には工場のラインが常に埋まっている状態にしておく(手が空いているなら人件費の無駄になるし、100%に近い稼働率を目指すのが一般的な工場のミッションです)もの。  いきなり追加生産したいと言われても生地を作るところから始めて、縫製工場のラインを押さえて……と何かと準備が必要なのです。すると追加生産を決めてからおおむね3~4か月くらいの期間が必要。9~10月頃に完売したものを追加で作ろうと考えるとなんと2月納品でもう春が来ちゃうワケです。
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8000円とは思えない高級感あるデニム素材
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