恋愛・結婚

自宅に彼氏が乗り込んできて“修羅場”に。クラブ付近に住んだナンパ男の悲劇

 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。  筆者はLINE公式サービスにて、年間約1500件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
クラブ

※写真はイメージです。以下同

 さて、マッチングアプリが隆盛のいま、かつてのナンパ文化は廃れつつあります。10年ほど前、五郎丸さん(37歳・仮名)はナンパに精を出していましたが、必勝だったはずの方法で予想外の出来事が起きてしまい、辞めるに至ったそうです。今回はそんな経緯を語っていただきます。 ※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

クラブナンパに精を出していた10年前

 約10年前、出会い系サイトはあってもまだマッチングアプリがなかった時代ですので、ナンパといえばストリートナンパかクラブナンパが主流でした。 「とは言っても、当時はもうストリートで声かけるヤツなんてほとんどいなかったし、僕ももっぱらクラブ派でしたね。だいたい渋谷か六本木で“クラブ活動”(クラブナンパの意)してました。毎週末、深夜1時ぐらいからクラブに行って、店がクローズするまで声をかけまくって、LINE交換したなかで一番いけそうなギャルをホテルに誘うって流れでしたね」

毎週末のクラブ代がバカにならなかった

 だいたい週に2、3回ほどクラブに通っていたため、クラブ代もバカにならないと感じていた五郎丸さんは、あるとき目から鱗の方法を思いついたんだとか。 「クラブがクローズすると朝方に店から客が一斉に出て来るわけですが、クラブが入ってるビルの前とか周辺でしばらくだべってるギャルたちがたくさんいるんですよ。まだ飲み足りないっていう子がけっこういる……それで、気づいたんですよ。わざわざクラブに入らなくても、クラブが終わる時間にこのあたりウロウロすれば最強なんじゃないかって(笑)」
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予想外の展開に…
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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