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乃木坂46の「制服のマネキン」をカバー。僕青が改めてその背中の偉大さを感じた初のワンマンライブ

「僕青」初のワンマンライブ

僕青 寒さも厳しさを増す12月19日、僕が見たかった青空(以下、僕青)が初ワンマンライブ「僕が観たかったワンマンライブ vol.0」(東京・NEW PIER HALL)を開催した。   僕青 彼女たちにとって初めてのワンマンライブ。最初の曲はデビューシングルの表題曲になった「青空について考える」。デビューから約半年間たった成長をみせる堂々としたパフォーマンスだった。続いてデビューシングルのカップリング曲「制服のパラシュート」「思い出尻切れとんぼ」「好きになりなさい」をそれぞれのユニットで立て続けに披露し、会場の空気を温める。 僕青 ライブ後半では雲組の「君のための歌」を初披露。初の選抜制をとった2ndシングルでは選抜落ちという形になった雲組メンバーだったが、そのパフォ―マンスは決して、選抜の青空組にもひけをとらないものだった。 僕青 そして選抜メンバーで構成される青空組は2ndシングルの表題曲にもなった「卒業まで」をファンの前で初めて歌唱した。どこか昭和歌謡を思わせる曲調の同曲をエモーショナルな表情で表現。僕青なりの新境地をみせてくれていた。

アンコールで公式ライバル・乃木坂46の「制服のマネキン」を披露

僕青 本編はこのあと「飛べなかった紙飛行機」を披露して終了。会場に「僕青コール」がこだまし、期待感が高まる中、アンコール1曲目では、YouTubeでも発表した公式ライバル・乃木坂46の「制服のマネキン」が披露された。  この楽曲に挑むにあたり、開演前に行われた囲み取材ではメンバーの安納蒼衣が「曲のカバーというのは初の試みだったので、プレッシャーは感じていたと思うし、比べられるってのはもちろんあるんだろうなって思ったけど、僕青らしさを忘れずにできたらいいなと思ってやりました」と語ったように人気のある曲だけに緊張も漂っていたが、観客からの声援も後押しとなり、見事にやり切ってみせた。 パフォーマンス後には、メンバーの柳堀花怜が「乃木坂46さんの『制服のマネキン』をカバーさせていただき、改めて私たちが追う背中の大きさを実感しました。いまはまだその大きな大きな背中を追うことで精いっぱいですが、いつの日か一緒に日本のアイドル界を盛り上げることができるように頑張ります」とコメントし、会場からは感嘆の声がもれた。 僕青 そして、最後は改めて「青空について考える」を23人のメンバーで歌唱し、初めてのワンマンライブを終えた。 僕青 まだ一歩を踏み出したばかりの彼女たち。ライバルの背中は遠く、厳しい冬の時代はまだ続くかもしれないが、ステージで体感した熱をエネルギーに澄み渡る青空が見えるまで駆け抜けていく。 取材・文/日刊SPA!編集部
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