iPhone5、ソフトバンクとauに違いはある?【実機レビュー】
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国内の対応キャリアは従来と同様、ソフトバンクとauでドコモはなし。このiPhone 5はLTEに対応しており、高速なデータ通信が利用できる。まだ正式発表はないが、auの端末でテザリングができるようだ。実機を操作してみると、auのiPhone5にはソフトバンクのiPhone 5にはない「インターネット共有」という設定項目があるのだ。これは、iPhone 5のネット回線をゲーム機やノートPCなどの無線LANデバイスで利用できるテザリング機能のこと。ちなみにiPhone 4Sにもテザリング機能はあったのたが、ソフトバンクとauの端末では無効にされていた。
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CPUは新しいA6チップで、Appleによると処理速度がほぼ2倍になっているという。いろいろなアプリを起動して試してみたが、確かにiPhone 4Sよりもレスポンスよく動作していた。カメラは新ボディに合わせてスリムに再設計されたが解像度などは同じだが、パワーアップしたCPUにより従来より40%速く撮影できるようになっている。新機能としてはパノラマ写真撮影機能がおもしろい。iPhone 5を水平に動かすことで、最大2800万画素のパノラマ写真を手軽に撮影できるのだ。
充電や同期を行うためのコネクタはiPodの登場から変わらなかったものが、今回初めて変更された。ライトニングコネクタと呼ばれる小さな形状になり裏表の区別もなくなった。従来のケーブルも、別売りのアダプタを使えば利用できる。
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価格は16GBモデルが199ドル、32GBモデルが299ドル、64GBモデルが399ドルとiPhone 4Sと同じ。iPhone 4Sは99ドルに値下げされて発売は継続される。気になる国内での予約は14日から可能で、アメリカや日本をはじめとする9か国では21日から発売される。
正直、iPhone 3Gが登場したときや、iPhone 3GSからiPhone 4になったときの衝撃に比べると、iPhone 5のインパクトは小さかった。とはいえ、あらゆるところがパワーアップしているし、大きな画面はやはり見やすい。とにかく動作が速いのに、バッテリー駆動時間は通話時で8時間、ブラウジングなら10時間と長いのも魅力的だ。iPhone 4Sの分割払いが終わっていないならともかく、iPhone 5はその他すべてのユーザーに強くオススメできる端末に仕上がっている。21日の発売が楽しみだ。 <取材・文・写真/柳谷智宣>
日本時間の13日午前2時ごろ、ついに発表されたiPhone 5。この新しいiPhoneは、液晶画面が縦に長くなりサイズは4インチと大きくなるとともに、Retinaディスプレイの解像度も1136×640ドットと縦長に。新しいディスプレイを採用することで、薄さ7.6mmのスリムボディを実現している。重量もこれまでのiPhoneシリーズで最も軽い112gだ。ディスプレイの面積は広くなっているものの、幅が同じなので従来と同じ感覚でホールドできる。実際に持ってみると非常に軽い。今使っているiPhone 4Sと比べても明らかに薄く、長時間利用しても負担が軽くなっている。
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