Windows 8を堪能するなら「VAIO Duo 11」
【ソニー VAIO Duo 11 SVD11219CJB】
11.6型のフルHD液晶を採用した、新タイプのモバイルパソコン。タブレットのようにタッチ操作できる一方で、画面を斜め後ろにスライドさせるだけですばやくノートPCスタイルにも切り替えられるのが特徴だ。サイズと重量はW319.9×D199×H17.85㎜/約1.305㎏。標準バッテリーにより約7時間稼働する。CPUはCore i5-3317Uで、メモリは4GB。ストレージに128GBのSSDを備える。実勢価格14万9800円 ◆タッチもキー入力もトコトン快適。Windows 8を堪能するならコレだ! 10月26日に発売された次世代OS「ウィンドウズ8」は、タブレットのようなタッチ操作に強いインターフェイスを採り入れて、これまでのウィンドウズとは一線を画す使い勝手を実現している。それだけに、進化した機能をフルに堪能するべく8に最適化されたハードが欲しくなる。その筆頭候補に挙げたいのがこの「VAIO Duo 11」だ。 VAIO Duo 11は、タッチ操作主体のタブレットモードと、従来のパソコンのようにキー入力しつつタッチ操作も可能なキーボードモードを切り替えて使えるが、注目すべきは、それぞれの入力環境を徹底的に磨き上げているところだ。タッチ操作は指での操作ももちろん可能だが、より精細な入力が必要なら256段階の筆圧を検知できる付属の電磁誘導式スタイラスが重宝する。スタイラスが画面に近づくと、手のひらの接触は無視する設定になるため、ペンを持つ感覚で指と切り替えながらフレキシブルに扱える。紙と変わらない感覚でイラストを描いたり、資料にザクザクと赤ペンを走らせたりできるわけだ。11.6型にしてフルHDの解像度を備えているので、デジタルっぽいギザギザ感とも無縁だろう。 長文を入力したり、PCゲームをプレイしたりするときは、画面をスライドさせてキーボードを露出させればいい。キーピッチは横方向に18mmあるので、指が太い人でもデスクトップ並みの感覚でタイピングできるはずだ。キー部分以外が一枚板で作られたアイソレーションキーボードのため、剛性も強く多少強めにキーを叩いてもたわまない。バックライトでキー周辺が照らされるので、暗めの場所でも構わず入力に集中できるのも魅力だ。 電車の中にオフィス、会議室にカフェ、自宅のリビングなど、モバイルPCが使われる場所は元来幅広い。それぞれの場面、それぞれの目的に応じて最適なスタイルで利用できる端末が現れたら、心から「便利になった」と言える気がする。◆サブカルライター・古田雄介の物欲刺激度 3/3
◆編集担当Kの物欲刺激度 2.5/3
ハッシュタグ