クセになるメロディと一度見たら忘れられない「馬ダンス」が世界中で人気爆発、ついにyoutube再生数が7億回に達した「江南スタイル」。 　マドンナやMCハマー、ハイディ・クルムなど名だたるセレブとも共演、PSYの瞬間最高知名度は絶頂に達している。 　だが、ここにきて海外の一部ではPSYについてある噂が囁かれている。 「江南スタイル」は第一次世界大戦以降、世界権力を掌握し続ける「闇の支配者　イルミナティ」と呼ばれる集団に捧げるために作られたものであるという説である。 　イルミナティは秘密結社・フリーメーソンのメンバーも多数在籍し、悪魔教信者が多い。彼らは自らの存在を示す際、悪魔教のサインを用いることで知られている。 　江南スタイルのCDとPVにも、それが散見されるというのだ。 　韓国語のyoutubeでは「PSYの江南スタイルとイルミナティシンボル」という動画がアップロードされている。 　動画では海外でほぼ無名だったPSYが、短期間で世界中の注目を集めるようになった理由を考えてみてほしいとして、下記のことを指摘している。 ●「江南スタイル」が収録されたアルバム「PSY 6甲」のケースがイルミナティのシンボル「プロビデンスの目」を象徴している ⇒アルバムケース【画像】はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=333699 ●アルバムジャケットのイラストが多産を司る魚神「ダゴン」を模したものである ⇒アルバムジャケットのイラスト【画像】はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=333700 　隠れ悪魔教信者と言われるローマ法皇の帽子はダゴンを象ったもので、ダゴンはイルミナティのシンボルの一つとされる。 ●曲を逆再生すると「ピョリ　オショッソ（※韓国語で「星がいらした」）」というフレーズが繰り返される。フリーメーソンにおける『星』とは、即ち悪魔教の最高神ルシファーを表すものである。その他、『音楽の神』、『ハレルヤ』、『I will』なども聞き取ることができる 　よって江南スタイルはPSYのイルミナティ入団テスト用に作られたものに違いないと締めくくっている。 　同じくyoutubeで世界記録を達成したレディー・ガガのPVも同様に、悪魔教のサインと似たものが多数散りばめられており、ガガがイルミナティの宣伝要員であることが海外の陰謀論マニアの中では定説となっている。もし本当にイルミナティであるとすれば、数億人を洗脳できた”入団テスト”は文句なしの合格だったに違いない……。 　他の海外サイトでは「手首を交差させる馬ダンスはフリーメーソンのシンボルを模したものだ」と指摘。 ⇒フリーメイソンシンボルマークとの比較【画像】はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=333703 　ここまでくるともはやこじつけレベルと言えなくもない。 　しかしバカバカしいながらも、PSYイルミナティ説を浮かび上がらせるいくつかの事象がある。そこには、何と北朝鮮も絡んでくるのだ。 　闇の支配者について独自のネットワークで取材を続けるジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏によると、北朝鮮の金正恩第一書記もイルミナティの一員だという。（出典：扶桑社刊「闇の支配者　頂上決戦」） 　ベンジャミン氏によると、彼を推戴したのは故・金正日総書記ではなく、欧米の闇の支配者。スイス留学時代の写真には「悪魔の手旗信号」をする正恩氏の姿がハッキリと写っているとか。 　そして、韓国人ジャーナリストの李策氏はPSYの祖父が北朝鮮と関わりを持つ人物であると話す。 「PSYは韓国のハイソエリアであるソウル市江南区で、裕福な家庭に生まれ育ち、父親は中堅機械メーカー（上場企業）の経営者でした。同社の設立者であるPSYの祖父は北朝鮮生まれで、朝鮮戦争時に親兄弟を故郷に残したまま、命からがら韓国へ逃げ延びたと言います。祖父はそれから約半世紀後、00年の首脳会談で南北が急接近するや、中小企業代表団の団長として平壌を訪問。故郷に墓石の加工会社を設立することで北当局と合意しています」 　つまり細い糸で繋がるPSYと金正恩氏はイルミナティとしても繋がっており、二人は朝鮮半島をアジア支配の拠点としたい闇の支配者の意のままに動く傀儡ということなのか。 　共通点はどちらも留学歴があり英語堪能、人々を油断させるふくよかな体型であるということだけだが……。 　曲がヒットするとイルミナティ扱いされるのは、もはや有名税の一つ。PSYの快進撃が北朝鮮にまで及んだあかつきには、イルミナティ説も現実を帯びるかもしれない!?　＜取材・文／日刊SPA！取材班＞