更新日:2016年01月05日 21:57
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サラリーマンの方(肩)を救う!? 「時代劇体操」ブレイク目前

時代劇体操 今年は『実はスゴイ!大人のラジオ体操』(講談社)の刊行をきっかけに、女子の間でラジオ体操がブームとなった。一方、老人ホームやケアハウスを中心に、静か過ぎるブームになっていたのが「時代劇体操」である。  多くの方がご存じないと思うので説明すると、「時代劇体操」とは、CS時代劇専門チャンネルが、一日中テレビの前で時代劇を堪能しつつ過ごすお年寄りのコリをほぐそうと、2008年から放送。この度、瀬川瑛子による『GO!GO!侍ニッポン~私も輝きます~』の新バージョンが完成し、12月1日より放送される。 『お嫁サンバ』『クレヨンしんちゃん』などを手がけた小杉保夫氏による、軽快かつどこか懐かしさもある楽曲に、時代劇研究家のペリー荻野氏が歌詞をのせ、『マツケンサンバ』でおなじみの真島茂樹氏が振り付けた。  作詞を手がけたペリー荻野氏は語る。 「時代劇は私の日常ですから、自然とあふれ出る言葉で歌詞はできました。まあ、締め切りギリギリの完成だったんですが(笑)、以前、小林亜星さんにインタビューをした際、『考え込まないで作った曲のほうが売れる!』っておっしゃってたんですよね。『パッ!と さいでりあ』もそうだったようで。こういうのは力入れちゃダメなんですよ」

日々、ほとんど焦ることのない瀬川瑛子にとって、ペリー氏の早口の歌詞は「チャレンジだった」とか

 その言葉通り、歌と踊りを見てみれば――「土!方!」のフレーズで肘と肩を曲げ伸ばし、2番「吉宗」では白馬に鞭打つ仕草で両手を前に伸ばし、袈裟切りの動き(?)で手を伸ばす。  3番「鬼平」となれば、指で角をつくり頭の横に上げた手を、リズムに合わせて胸を開くように下ろして広げる――と、確かに力み一切なし。遊び心満載のストレッチ体操になっているのである。 「パソコンを前に仕事をしているサラリーマンの方(肩)も、時代劇体操でほぐしてください!」(ペリー)とのこと。  某大物歌手や某親方も大ファンだという「時代劇体操」。瀬川瑛子はこの曲で、「来年、再来年の紅白を狙います」とのんびりと意気軒昂。時代劇体操、ブレイク間近、かも。 <取材・文/小山武蔵> ※「時代劇体操」は2012年12月1日より、毎朝4時57分/7時57分(月~金)放送 【問い合わせ】 03-5549-2214(時代劇専門チャンネル/土日祝日、年末年始除く10時~18時)
実はスゴイ! 大人のラジオ体操

懐かしのラジオ体操で美ボディへ!

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