更新日:2013年02月03日 12:29
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【萌え寺】次の戦略はiOS用アプリ!?

―[萌え寺入門]―
境内に不釣り合いな“萌え看板”を設置し、一躍注目を集めたお寺が東京都八王子市にある。看板から始まり、ついにはソーシャルゲームもリリースした、萌え寺の魅力を追った! ◆了法寺の神様たちが多彩なメディアで活躍
とろ美さん

とろ美さん

 ’09年に、入り口に設置した“萌え看板”により、日本だけでなく、世界にも知られるようになった松栄山・了法寺。その人気は衰えることなく、’12年11月にはソーシャルゲームが登場。配信から約10日で、5万ダウンロードを突破するなど、いまなお多くのファンに愛されている。そんな萌え看板のイラストを描いたとろ美さんにも、葛藤があったとか。 「境内に設置する看板と伺っていたので、最初は不謹慎じゃないかと思いました。ただ、ご住職のお話を聞いたり、お寺の成り立ちを調べたりして、神様やお寺のことを知ってもらうことは、むしろいいことなんだと思ったんです」  こうして、’09年5月に、了法寺名物の萌え看板が誕生した。  看板を設置後、インターネットの口コミで話題になり、テレビなどのメディアに取り上げられたことで人気が爆発。参拝者から、何かお土産が欲しいという意見もあったので、Tシャツやマグカップなどがイベントで販売され、お守りや絵馬なども作られた。また、大学で仏教美術を専攻していたフィギュア作家の宮川武氏による“とろ弁天像”が奉納されたほか、テーマソングや痛車などを制作。ウェブラジオも放送され、コミカライズも行われた。現在、お寺のPRから生まれた神様たちは、活躍の場を広げている。 「とろ弁天像やテーマソングは、看板と同時期にお願いはしていたんです。ただ、依頼した方たちが多忙で、結果的に時期がずれて、いろいろな展開を行っていったようになりましたが」と語る三井氏の次なる目標は、了法寺のキャラクターを使った“iアプリ”を作ること。 「Androidだと機種ごとに性能が違うので、iアプリしかないかなと思います。企画は考えているので、あとは実現させるだけですね」  さらにとろ美さんは「アニメ化されるのが夢です!」と語ってくれた。了法寺発の新たな萌えカルチャーから今年も目が離せない!? 【ほとけ系RPG】ようこそ了法寺へ Gゲー/基本無料(アイテム課金制) 本作は、萌え看板に描かれた了法寺のキャラクターをモチーフにしたソーシャルゲーム。了法寺の弁天様“とろ弁天”と一緒に、妖怪を成仏させるのが目的だ。とろ美さんが描く、キュートなキャラクターたちのイラストに注目! ※イラストはコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/367411/deji_130115_01
ようこそ了法寺へ

日本全国の妖怪たちが800体以上も登場。妖怪は進化させることで、よりかわいく、またはかっこいい姿に変身する

【中里勝孝住職】 松栄山・了法寺の31代目の住職。もともと萌え文化には疎かったそうが、最近では参拝者に教えてもらい、多少詳しくなったそうだ 【とろ美さん】 声優、歌手、イラストレーター、漫画家、ラジオパーソナリティとして活躍。詳細はhttp://toromi.ciao.jp/ ― 萌え寺入門【2】 ―
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