トイレで着替えて節約 “ホステスOL”の生態
蒸し暑いトイレに入ると、個室の上から派手なドレスが垂れ下がっていた。中から現れたのは、スッピンに近いナチュラルメイクながら、胸元が大きく開いたドレスを着たアラサー女性だった。
8/9発売の週刊SPA!「ハレンチ発情オンナを一斉摘発」では、ホストにハマってしまった“ホステスOL”このみさんの顛末のほか、被災ボランティア、夏山登山、女子高生見学クラブで繰り広げられる女性の性をリポートする。
取材・文・撮影/週刊SPA!編集部
そうした光景が新橋駅周辺のトイレなどで繰り広げられているという。取材を進めてみると、彼女たちは銀座クラブに出勤前のホステスたち。その中の一人、東京・丸の内にある大手メーカーで働くこのみさん(仮名・31歳)に話を聞くことができた。
「今年の5月からこの店で働き始めました。銀座といっても、アットホームなお店なので、出勤時の服装や髪型を厳しくは言われませんが、さすがにOL出勤時の服装では地味すぎるので、トイレで着替えているんです(笑)」
美容院でのヘアセット2500円を節約するため、トイレでセッティング。そのまま着替えも済ませ、お店に出勤しているという。
「新橋駅に近い銀座7、8丁目には安いクラブが点在していて、敷居も低い。だから、私のような“ホステスOL”でも銀座で働けるんです。そうした女性が最近、銀座で増えているのはたしか」
そこまでして、OLが銀座でホステスとして働く理由は、第一に「お金」なのは言うまでもない。
「震災と円高の影響で業績がガタ落ち。給料は下がり、ボーナスも一時見合わせになりました。そこで、稼げるうちにと思って、ホステスバイトをし始めた。しかし、その後、ホストにハマってしまって……」
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