二大週刊誌が火花を散らす「死ぬまでセックス」市場の何故?
競うように熟年セックス特集を組んでいる『週刊現代』、『週刊ポスト』の二誌が今、完売店続出だという。「死ぬまでセックス」「死ぬほどセックス」とシルバー世代の溢れんばかりのリビドーが飛び交う2誌とその読者世代に何が起きているのか?
週刊SPA!6月11日発売号「『死ぬまでセックス』ブームを大検証」では、二大週刊誌が火花を散らす「死んでもセックス」マーケットの概要と、その検証を行なっている。 <文/週刊SPA!編集部>
オフィス街の洋菓子店で働く高橋則子さん(21歳・仮名)は、大企業役員のお客さんと不倫関係になった。
お相手はなんと49歳年上、70歳の「おじいさん」。
「セックスでは、フニャフニャのおちんちんを私のアソコにすりつけるのが定番。彼は人生の終盤に差し掛かっているからなのか、アブノーマルばかり試そうとしてきましたね」
渡辺淳一ばりの濃厚プレイで不倫を謳歌していたが、老人ならではの事件も……。
「緊縛プレイで、縛ることはできるんですが、彼に解く力がなくて、素っ裸で縛られたままフロントの人に切ってもらいました……」
ほかにも、スカトロ、ろうそくといったプレイの探求が続いたが、彼の認知症が進み約束の日を間違えられることが多くなったのをきっかけに、別れることに。
「“死”の足音を感じたので怖くなって(笑)。でも、おじいさんの肌ってすべすべで気持ちよくて大好きでしたね」
このように、超歳の差の恋愛を受け入れる女性も確実に存在している。
『週刊現代』『週刊ポスト』両誌が互いに火花を散らす「死ぬまでセックス」マーケットはいったいどのようなニーズに基づいたものなのか? メディアに詳しい著述家の速水健朗氏が解説する。
「『週刊現代』、『週刊ポスト』の売り上げを支える今の50代半ばは、『ホットドックプレス』創刊時に20歳。セックスマニュアル世代です。老いて悩む彼らが、新たなノウハウに飛びついているのでは?」
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