突然の葬式、供花・香典等への対応マニュアル
どんなにノンキに生きていても、30~40代ともなれば葬式に出る機会も増えてくる。親だっていつまでも元気とは限らない。もしかしたら明日、いきなり喪主を務めるハメになるかもしれない。そんな、いざというときのために知っておきたい葬式とお墓に関するお役立ち情報を専門家に聞く!
◆[葬式]葬儀の通知の仕方と供花・香典等への対応は?
急を要することだけに、やはり電話とFAXが中心となる。
「通夜や告別式にぜひ出席いただきたいと思う人、仕事面で迷惑をかける人にはできる限り自分で電話しましょう。会場の地図は相手の都合に合わせてFAXかメールで送ります」(葬儀ライター・奥山晶子氏)
「電話だけだと、似た名前の斎場があったりして聞き間違える危険性も。FAXでも稀に間違う人がいるんです」佐藤葬祭代表取締役・佐藤信顕氏)
文面については「葬儀社にフォーマットがあるので、それを使えばいい。ないような葬儀社は失格です」(同)とのこと。
供花、弔電、香典等はお断りの通知をしなければ受け入れOKとみなされる。「供物類には後日必ずお礼が必要。供花は送り主の連絡先が入った伝票、弔電は現物、香典は香典袋を取っておき、四十九日までに金額に応じてお礼をします」(奥山氏)って、何でもとりあえず取っとかにゃいかんのね。
「香典関係は親族から責任者を決めておきましょう」(佐藤氏)というのも世知辛いけど当然か。
【POINT】
供花の伝票、弔電、香典袋など、とにかく何でも取っておけ!
― 30~40代のための[葬式&お墓]新常識【3】 ―
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