女性に人気の“ナチュ太眉”は「自眉」ではない
沸いてはすぐに消えていく、局地的ブーム。サラリーマンには関係のないことと思うなかれ。なかには知っておいたほうがトクだったり、話のネタになりそうなものも存在するわけで……。30~40代のサラリーマン男性150人に街頭やネットインタビューでアンケートを実施し、局地的なブームの認知度を探ってみた。
◆ひと昔前のダサいがイケてるに<ファッション編>
●ものまねメイク【認知度10%】
女子の間では、元の顔がわからないほど作り込んだ「ものまねメイク」が流行。元AKB48・板野友美のそっくりメイクで話題を呼んだ ざわちんや、戸田恵梨香などの美人女優を見事に完コピした かじえりこと梶恵理子が発信元。
「芸能人の顔への憧れから、昔から芸能人なりきりメイクというのはあったんです。それが、ざわちんさんの『ものまねメイク』で、エンターテインメントとして受け入れられたように思います。嵐さんのような男性タレントにもチャレンジしていますよね。実際は本を見て眉の形、前髪の作り方など一部のテイストを取り入れているようです」(All About「メイク」ガイドでヘア&メイクアップアーティストの新見千晶氏)
●カラーまつ毛【認知度6%】
人工まつ毛「エクステ」はすっかり定着し、まつ毛バサバサの女性をよく見かけるが、なかでも今夏、はやったのが「カラーまつ毛」。まんま、色のついたまつ毛のことだが、目尻だけに色をのせる“ポイントメイク”が人気とか。
「一番人気は赤。ビビッドなカラーを目尻にあしらうのが、おしゃれでかわいいんです。街を見ていると、トレンドに敏感な若いコに多いですね」(新見氏)
●ナチュ太眉【認知度5%】
一方、より広い層で広がっているのが、「ナチュ太眉」。「自眉で勝負することでしょ?」(35歳・電機メーカー)という見解が目立ったが、そう簡単なものではなく、太めの眉でナチュラルに見えるようしっかり演出されている。
「メイクは今、日本だけでなく海外もナチュラル志向。なおかつ、デカ目がはやっています。この流れから、眉も太めが主流になっているんです。目や眉で面積をとるから、顔が小さく見える効果もあります。また、今モデルさんにもハーフの人が多いように、ハーフ顔が人気。眉を太めに描くことで、ハーフっぽい顔を作れるんです」(新見氏)
⇒【後編】「ミディリング」「ノームコア」に続く https://nikkan-spa.jp/712368
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『ざわちん Make Magic』 神ワザテクを収録したメイク本 |
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