50代会社員の「やらなくて後悔したこと TOP10」
「自分の人生は、どちらかと言えば失敗だった」と感じている47歳~52歳のサラリーマン300人を対象に「やらなくて後悔したこと」「やっておいて正解だったこと」のアンケートをとったところ、「やっておいて正解だった」の上位に集中したのは、「家庭」に関する項目だった。
●アラフィフ300人が判定「やらなくて後悔した TOP10」
(1) 習慣的に運動する(筋トレ、水泳など) 188人
(2) 長期的なマネープランをきちんと立てる 178人
(3) 貯金する 170人
(4) キャリアプランをしっかり立てる 168人
(5) 英語の勉強 168人
(6) 日頃からよく歩く 161人
(7) 親孝行 154人
(8) 定期的に歯のメンテナンスを行う 154人
(9) 副業をする 131人
(10) 妻と定期的にセックス 131人
※複数回答
●アラフィフ300人が判定「やっておいて正解だった TOP10」
(1) 子供をつくる 219人
(2) 家族とのコミュニケーション 157人
(3) マイホームを購入する 153人
(4) 子育てに積極的にかかわる 136人
(5) 支払いをクレジットカード中心にする 117人
(6) 夫婦共働き 114人
(7) 妻と二人の時間を大事にする 113人
(8) 新聞を読む(デジタル版も含む) 112人
(9) 年賀状を出す 112人
(10) 読書する 101人
※複数回答
一方で「仕事」に関する項目では、広い意味でのキャリアアップということで、「新聞を読む」と「読書する」がランクインしているが、「職場」に直接関係のある項目はゼロという結果に。己のリソースは仕事より家庭に割くべきである――というアラフィフたちの実感が強く表れている。
なかでも、仕事に打ち込んで家庭を顧みなかった男たちの後悔の声は、ひときわ多く聞かれた。
「40代の半ばまで、とにかく家にいなかった。平日は22時すぎまで会社、休日は副業で終日外出。就職活動を始めた息子が就職難で正規雇用の職場が見つからず、悩んでいたときに力になれなかったことが悔やまれる。そのまま、妻とも息子とも疎遠になってしまったようです……」(52歳・SE)
「単身赴任で自宅に帰れるのは月1回という生活が10年以上続き、ほとんど子育てに関われなかった。自分がいない間に、妻+子供2人での生活が出来上がっており、一緒に住んでいる今でも実は邪魔に思われているのではないかと不安になる」(52歳・メーカー)
仕事が楽しくてたまらなかった、何がなんでも出世したかった……なんて人の場合は自業自得といえるかもしれないが、妻や子のために頑張ってきた結果がこれでは虚しい。「家族がバラバラになり、何のために働いているのかわからなくなった」(49歳・輸入商社)――そんな思いをしないよう、人生の優先事項を再確認しておこう。詳細は1/20発売の週刊SPA!「40歳までに絶対にやっておくべきこと」で確認すべし! <取材・文/週刊SPA!編集部 アンケート協力/アイオイクス>
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