小保方さんの“オヤジ転がし”の原点はAO入試にあった説
―[大学が[AO入試]で狂っている!]―
◆少子化で「AO入試」が増加、大学の入学事情は大混乱!
STAP細胞論文の研究不正事件を引き起こした小保方晴子氏は、早稲田大学のAO入試合格1期生だった。小保方氏を取材したH記者は、AO入試が事件の“原点”となったのではないかと分析していた。
「筆記試験なしの面接と書類で選考されるAO入試は、プレゼン能力に優れる小保方さんにとっては有利なものだったに違いありません。研究不正事件で理化学研究所の対応を主導した川合真紀理事も、『小保方さんは直接話すとすごく魅力的な人。言葉に迷いがないんです。ストレートに物事を伝えることができる』と絶賛していました。記者会見などでの小保方氏の言動とぴったり重なり合い、『なるほどな』と思いました。それが研究者として頭角を現す原動力になったのでしょう」
小保方氏は、世界的科学雑誌『ネイチャー』の論文掲載で脚光を浴びたものの、事件発覚後、ズサンな実験ノートの記述をはじめ、基礎的研究能力が欠如していたことが明らかになった。
「小保方さんは、特に年上の男性にかわいがられていました。早稲田大学のAO入学に始まり、学部生にも劣る能力のままでハーバード大学、理研と、次々にステップアップしていきました。その“オヤジ転がし”の原点がAOだったのでは」(H記者)
小4なりすましサイトで物議を醸した青木大和氏も慶應大学AO入学。「慶應大学合格率8割以上」を謳うAO専門予備校の出身だ。AO入試の実情をよく知る大学教員I氏はその“受験テクニック”についてこう語る。
「成績もそれほどよくない、部活動でも目立った成果をあげていないという生徒たちに、NPOやベンチャー企業などの立ち上げ、または自前のNPOに参加させて“実績づくり”を行う。多くはボランティアや国際交流などですが、選考にあたる大学教員は社会人経験の少ない者も多く、これにコロッと騙されてしまう。彼らが立ち上げた多くの団体は、入学が決まった後からはピタリと活動が停止してしまうのですが……」
※写真はイメージです
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