「処女という“攻め込まれたことない城”へ挑戦」 保育士の迷言ツイート
ツイッターを見ていて、一般人が半径5mの日常で辿りついた「マイ金言」「マイ真理」にイラッとさせられた経験はないだろうか。今回、せきしろ、峰なゆかの両氏が、そんな“ドヤ顔ツイート“をばっさり品評する!
【恋愛系】
男女とも生々しすぎるのが恋愛モノ。自身の経験から導き出した「格言」「悟り」が満載
◆処女という“攻め込まれたことない城”へ挑戦するときこそ、本来男が持っている野生的部分が覚醒する。
(26歳 男性 保育士)
峰なゆか氏:保育士さんがこんなこと考えてるって怖い!! 仕事中も、もしかして幼女を前にガマンしてるのかしら……。この人、ほかにも「据え膳食わぬは男の美学」なんてツイートもあります。大衆受けはしそうですよね
せきしろ氏:幼女と接する職業でありながらの、処女発言。もしかしたら、すべてわかってて言っているのかもしれません。要するにツッコミ待ちの状態ですね
◆最初だけ優しい人を「デアゴスティーニ」と命名。
(30代 男性)
峰:私これ、今回のなかでは一番いいかもしれません。ブロックはしないかな、という感じ。かといってリツイート(RT)もしないけど
せきしろ:頑張ったと思いますよ。笑う笑わないは別として、多分、“ちょうどいい面白さ”ではないでしょうか
◆母親は“絶対神”
(42歳 男性)
峰:う~ん……女性としてはお近づきにはなりたくないですけどね。この人、「婚活をしている女ほど、結婚に夢も希望も持っていなかったり。そこにあるのは保身のみ。」っていうツイートもありますね
せきしろ:これ、ベストですね。「バカサイ」のはがきでも“ペンネームでオチをつける”っていう手法が昔からあるんですけど、それをナチュラルにやっているのがすごい。42歳男性というのも含めて作品ですね
◆世の中は、どんな女も抱けちゃう男と、どんな女も抱けない男がほとんどで。なのに女の子はその間の数少ない男を「誠実」とか言って追いかけるから大変なんじゃない?
(23歳 女性 会社員)
峰:この女子は、いったいどんな男と知り合いなんだと(笑)。「自称・肉食女子」は、「最近の男はダメだ!」って言うんじゃなくて、自分以外の女性を引き合いに出してダメ出しするんです。そうすることで、男に「そうだ、そうだ」「このコはオレらの味方だ!」って思わせるんですよ
せきしろ:僕はこういうややこしいの、意味がわからなくなるんですよ。図で書いてくれると助かるんですが……
⇒【その2】へ続く https://nikkan-spa.jp/130207
“失恋を引きずる私”を自慢したがる人は多い
【峰 なゆか氏】
小誌で漫画「アラサーちゃん」を連載中。ブログに掲載した4コマ漫画+描き下ろしによる単行本『アラサーちゃん』がメディアファクトリーより発売中
【せきしろ氏】
文筆家。小誌連載「バカはサイレンで泣く(https://nikkan-spa.jp/bakasai)」選者。日常の機微を自由律俳句で詠んだ『カキフライが無いなら来なかった』(共著、幻冬舎)など著書多数
イラスト/マミヤ狂四郎
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