デキる男アピールはNG!世にはびこる「間違いだらけの合コン法則」をエリートサラリーマン集団リーマンマイクが斬る
いま、六本木や西麻布で遊ぶエリートサラリーマンのあいだで熱狂的な人気を集めているHIP HOPユニット「リーマンマイク」。
(Youtubeリンク http://www.youtube.com/watch?v=56UMbgdTHo0)
http://www.youtube.com/watch?v=56UMbgdTHo0
代表曲の『合コン歌』をはじめとして、彼らが手がける楽曲の歌詞はどれもリアルさにあふれている。
それもそのはず、メンバーは全員一流企業勤務の現役エリートサリーマン。楽曲の「元ネタ」は、毎週金曜日に六本木や西麻布で開かれるOLやJD(女子大生)との合コンで次々と蓄積されていく。
彼らに合コンで差がつくコミュニケーション戦略を聞いてみた。
――OLちゃんを口説くのに抑えておくべき会話のコツはありますか?
神秘:いい質問ですね。OLちゃんに限らず、女のコっていうのはですね、理解されたいけど、簡単に理解して欲しくない生き物なんですよ。意味わかります?
――一見矛盾しているようですが。
神秘:はい、矛盾しています。でも、それが女のコなんですよ。だからどんなコが来ても「OLには見えない!」「ナースっぽくない!」「CAっぽくない」って言ってあげる優しさ。あくまで良い意味で。それが女のコを思う愛ですね。
ぎょうざくん:あとは「病んでる」「仕事できない」アピールも有効です。一般的には「デキるサラリーマン」という方がモテると勘違いされていますが、これは完全なる誤解です。むしろデキない自慢するくらいの方がOLちゃんの母性本能をくすぐり、好感度をGETできます。これはリーマンマイクの過去1000人以上に及ぶリサーチから得られた結論です。
石原ロックフェスティバル:僕は誰もが認めるレベルのエリートリーマンですが、実はここだけの話、若くして「窓際族」ですので、こういった「仕事できないアピール」はお手の物ですね。会社をクビになるんじゃないか、っていう切迫感は誰よりもリアルに語れますよ。
――合コンのお店選びで何か気をつけるところはありますか?
石原ロックフェスティバル:僕クラスのエリートリーマンになると、「合コンにピッタリ!」と言われるオシャレな居酒屋はあえて使いませんね。むしろ和民や天狗などのチェーン店も結構使いますよ。これは誤解されがちなのですが、男のお財布事情を心配しているのではなく、むしろ女のコに対して「僕のお財布には気を使わず、気軽に楽しんでほしい」という配慮の気持ちなんです。本当です。
ぎょうざくん:場所も秋葉原とか大井町とか、逆に全然合コンっぽくないところがお勧めです。「金曜の飲みの件だけど、秋葉原の和民に20時集合ね」ってLINEで送ると「えっ!?逆に和民なの!?ウケんだけどww」って返事が来ます。特に遊び慣れたOLちゃんなんかにはよくウケますね。
神秘:あとはクーポンも大事ですね!
――チェーン店で更にクーポン使うんですか? それ、一番ダサいって言われてる話じゃないですか
神秘:我々レベルになると、逆にクーポンを使い倒しますね。30才を超えたサラリーマンが、女の子の前で堂々とクーポンを使うと「かわいい」って言われるんですよ。ていうか、合コンはおいしいご飯を食べるのが目的じゃなくて、楽しくお酒を飲みまくるのが目的なので理にかなってるんですよ。クーポンでかわいさを出しつつ、会計も安く済ませる。これがデキるリーマンの振る舞いです。
――その他に、何か気をつけるところは?
石原ロックフェスティバル: 最近のOLちゃんは、「合コン」を「合コン」と呼ぶことに抵抗感があるようですよ。単に「飲み会」とか「会食」と言うそうです。ちなみに、僕クラスのエリートリーマンになると、「グルイン(グループインタビュー)」「消費者調査」と呼び、会社のスケジュールにもそのように記載しています。
凡百の合コン攻略法とはまったく違った法則に溢れるリーマンマイクの合コン戦略。
言葉尻だけ聞くと、正直インチキに聞こえなくもないが、それぞれが毎週金曜の合コンによって裏付けがなされているものだ。彼らのHIP HOPの歌詞も参照しつつ、今宵はいつもとは違った戦略で合コンに挑んでみてはいかがだろうか。
●リーマンマイク公式Youtubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UChVN5LQ7Hjaj0fr9rBkcN0A
●リーマンマイク公式Facebook: https://www.facebook.com/Riemann.mic
<取材・文/日刊SPA!取材班>
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