婚活アプリで“ヤリ目”女を探していたら、本当の恋に出会ってしまった男
真剣に結婚相手を探す場として注目をあつめる婚活アプリ。だが、中には「ヤリ目」で女性たちにアプローチする不届き者も存在する。複数の婚活アプリを使い、何人もの女性を喰ってきたというYさん(28歳・営業)もその一人だ。
だが、彼は先日アプリ本来の使い方を実践し、婚活アプリを退会するに至った。ここで知り合った女性と真剣交際を始めたからだ。なぜ、婚活女性を狙ったセフレ探しをやめ、真剣交際に至ることになったのだろうか。
そこには、婚活女性も見習うべき婚活アプリを使う上でのコツが隠されていた。
「もともと、アプリで恋人をつくるつもりは微塵もありませんでしたよ。でも、ここで本当に恋人をつくってしまった理由は、相手の属性のギャップにあったと思います」(Yさん)
これまで、Yさんはわかりやすい属性の女性をヤリ目の相手に選んできた。
「看護師や保育士、シングルマザーなど、わかりやすい属性をもっている女性は、我々ナンパ師から『量産型ヤリ捨て女』と見なされてターゲットにされがちです。が、仮に会ってみてマニアックな趣味を持っていると『ほかの女性とは違う』となって雑な扱いはできなくなるんです。たとえば、『メタルが好き』『城巡りが趣味』とかそういうのです」(Yさん)
事実、Yさんが付き合った女性はゲーム制作会社に勤めるサブカル女子。マニアックなバンドの話で意気投合したという。「これがフットサルやボルタリングなど、陳腐な趣味を持っていたならばこうはならなかっただろう」とYさんは振り返る。
結果、二人は「お互い真剣に付きあおう」ということになり婚活アプリを退会することになった。Yさんの話からわかるように、婚活アプリを使う女性の中で、上記の職業に当てはまる人は職業をあまりアピールしないほうがよいようだ。
ただし、変わった趣味を持っている場合、プロフィールには書くべきではないという。会った時に初めてそれを伝えることで、意気投合したときに一気に互いの距離が縮まる。
どうやら、真剣な恋愛に発展するためのコツは、プロフィールの書き方と会ったあとの自己開示の仕方によるところが大きいようだ。<文/日刊SPA!取材班>
ハッシュタグ