ここがへんだよ[日本のインバウンド]

“訪日客2000万人時代”観光バブルが起こす珍事! 昨年、「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた“インバウンド”。海外から日本へ来る観光客を目指すこの言葉を、今やメディアを通じてだけでなく、日常でも耳にすることが増えた感がある。観光庁が発足した’08年の訪日外国人数835万人から昨年は1973万人に達したという。 しかし突然、大挙して外国人が押し寄せたために困った事態も発生しているという。実際に街で外国人に聞いてみると「ニッポン大好き!」という絶賛の声が多いなか、「誤った案内で迷子になった」というケースは少なくない。“インバウンド”とは名ばかり、まだまだ言葉だけが独り歩きしているのか。珍現象が繰り広げられる現場を街で探ってみた。 ⇒amazon.co.jp
  • 表紙の人/

    横野すみれ
2016.01.25