【インタビュー】松尾スズキ/演出家・俳優・映画監督

妄想と戦ってこそ人間である 主宰する人気劇団「大人計画」が昨年で活動30周年を迎えた松尾スズキ。56歳になった今年も二人芝居で全国行脚、2020年からBunkamuraシアターコクーンの芸術監督への就任を発表、代表作『キレイ―神様と待ち合わせした女―』を12月に再々々演するなど、その勢いはとどまるところを知らない。  さらに、10月25日には脚本・監督・主演を兼ねた映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』が公開される。煩悩の数だけ女を買いまくるという「ハーレムと格闘する中年男性」を描いた前代未聞のコメディにして衝撃の問題作に賭けた思い、そして50代半ばにしてたどりついた“伸びしろ”とは?某月某日、バーレスク東京で美女たちに囲まれながら、今年も多忙を極める奇才の今に迫った! ⇒amazon.co.jp