美脚9人組[少女時代]の見分け方

「みんな同じ顔に見える」とパニック者続出! 顔相診断からキャラ認識法まで判別のツボを伝授する とどまることころを知らないK-POP旋風。中でも日本でのライバル・KARAが解散騒動に巻き込まれ停滞している隙に、一気に注目を集めたのが少女時代だ。先月行われた所属事務所の合同ライブ「SM TOWN」東京公演では、2万4000の定員に対し応募者がなんと40万人を突破。急遽、4月に東京ドーム2日間・10万人規模の追加公演を決めた。 その人気は一部の韓流ファンからお茶の間レベルまで広がった格好だが、そんな彼女たちにも問題が起こっている。ここに来て「メンバーの名前が覚えられない!」という悲鳴が続出しているのだ。 【担当編集のコメント】 「少女時代の顔がいつまでたっても見分けられない。双子が3組くらい混じっているんじゃないか?」 企画会議の俎上に上がった今回のテーマ。それをもとに設立されたのが、「少女時代、顔と名前一致委員会」だ。かくいう担当者も、見分けられないイルボン(日本人)の一人。取材、構成とは別に「最低でも自分だけは覚えられるようにしよう」と約10日間、顔を見分けることに時間を費やした。 仕事の合間にYouTubeで関連動画を漁り、トイレの中では英単語の暗記カードよろしく、メンバーの顔写真とプロフィールを頭の中に叩きこむ毎日。静止画、写真で判別がつくまでに5日間、目まぐるしく映るメンバーが変わるMV(ミュージックビデオ、日本でいうPV)を観て認識するまでにはピッタリ10日間を費やした。 「顔と名前を見分ける」ことに成功――したことで何が起こったか? ひと言でいえば、感情移入の度合いがまるで違うのである。これまでは十把一絡げに見ていた、北朝鮮のマスゲームのようなダンスも、個人個人の動きに違いがあることがわかる。「お気に入りの女のコ(スヨン)がどの時間帯にどこで何を踊っているか?」を偏執的に追いかけるようになる。画面に大きく登場すれば、過去の番組出演やインタビューのシーンが、自然と脳裏に流れ込んでくるのだ。 本企画では、10日といわず一読しただけで「顔と名前が一致する」ようにロジックを構築した。これを読むことでソニョシデ(少女時代)鑑賞が10倍楽しくなることはお約束できる(「それが何か?」と言われればそれまでだが……)。