更新日:2022年07月28日 02:44
ニュース

ひろゆき「給食費は税金で賄えばいい」

― ひろゆきのネット炎上観察記 ― 【給食の申し込み制度実施に、ネット上では賛否両論が】 10月18日、鳥取県米子市は学校給食費の未納を減らすべく給食を申し込み制にすると発表した。申し込み契約には未納者に対し法的措置を取る条項も盛り込まれる方針。昨年の未納費は約300万円と増加の一途だった。これに対してネット上では「貧乏人は子作り禁止」や「子ども手当を廃止して給食費に」、「払わなければ食わせるな」など議論が起きている ◆給食費の親負担で問題発生なら、税金や別収入で賄えばいいかと 先日、長野刑務所へホリエモンの面会に行ったのですが、悲壮感がまったくなく、なにやら楽しそうだったので、世の中って気の持ちようだよなぁ、、、と感じたひろゆきです。んで、「刑務所のご飯はおいしい」とか言っていた(※1)んですけど、子供の頃に食べた給食もおいしかった気がしています。 その給食の費用を支払わない親がいると、前々から問題になっています。国民の三大義務(※2)には「教育を受けさせる義務」があったりするのですが、その義務を果たしやすいよう、公立の学校は金銭的に低負担で通えるようになっているわけです。でも教科書を買えないと勉強ができないのと同じように、給食を食べないと普通の学校生活をすることが難しかったりもするので、訴訟をするくらいなら給食費を税金で払うようにしちゃえばいいと思うんですよね。 増税しなきゃいけないくらい厳しい財政で税金負担ができるのか? という意見もあるかもですが、それなら給食の食器やお盆に広告を掲載することを許可して、結果的に給食費を企業負担できるようなカタチにしちゃえばいいわけですよ。年間300万円程度で広告が出せるのであれば、地元企業とか子供向けの商売をしている企業とか、広告を出したがるところは普通にあると思いますし。というか、なんで給食を親負担ではなく、税金や広告で賄うというカタチにしないのか、よくわからなかったりしています。 んで、払えるのに払わない人のために、そこまでする必要があるの? という感もあると思いますが、ただでさえ給食費を払わないような駄目な親の元で育つというハンデを背負った子供が、親が給食費を払わないことで不利な状況になってくるのは、子供が可哀想すぎると思うのです。給食費を払わないからと訴訟を起こしたら、誰が給食費を払ってないのかも明確になっちゃいますし、それによってイジメの対象とかになってもおかしくないですから。子供は、自分の側に正義があると感じているときは、相手に何をしてもいいと思って攻撃したりしますからね。まぁ、最近はネット上でも、そういう子供っぽさを出す大人(※3)も見かけますが。。。、 長野刑務所※1:「刑務所のご飯はおいしい」とか言っていた スタッフが運営する本人のツイッターによれば「刑務所での楽しみは食事だけなので、まずかったら暴動が起きる」とか。ちなみに、長野刑務所(画像HPより)は日本で三本指に入るほど美味しいらしい…… ※2:国民の三大義務 勤労・納税・子供に教育を受けさせること、の三点。ちなみに、三大権利は生存権・教育を受ける権利・参政権。「給食を食べないと学校生活を送れない」と考えれば、ある意味「給食を食べさせない=教育を受ける権利を剝奪している」となる可能性も!? ※3:ネット上でも、そういう子供っぽさを出す大人 彼らは自分が正しいと思う意見を空気を読まずに書きこみ、時にシュプレヒコールをあげる。だが結果的に自分が攻撃対象にされ自爆することも 【西村博之(にしむらひろゆき)】 ひろゆき元2ちゃんねる管理人で、ニコニコ動画の運営・管理人。日本にいても海外渡航時と同様のペースで原稿の締め切りをブッチする34歳。「PS3の『ダークソウル』のデータが一回消え、それでも頑張って50時間以上プレイしたのですが、未だにクリアできそうにない気がしていて、心が折れつつある昨今です」
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし

賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし

仕事やプライベートで言葉に困ったとき…ひろゆきなら、こう言う!
50のシチュエーション別に超具体的な「言い換え術」を伝授。


ざんねんなインターネット

日本のインターネット上で起こる様々な炎上事件や犯罪行為をどう見てきたのか? 満を持して出す、本気の「インターネット批評本」!


僕が親ならこう育てるね

2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏の新刊は“教育&子育て論” ※本の著者印税は、児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます。

僕が2ちゃんねるを捨てた理由

“2ちゃん譲渡”の真相を語る

おすすめ記事