金髪トップレス抗議集団 KGBに裸のままで捨てられた!
◆秘密警察による拉致事件も! FEMENの最近の抗議活動
あるときは世界経済フォーラム開催中のダボスで格差の拡大に抗議し、またあるときはヴェルサーチのファッションショーが行われているミラノで、やせすぎモデルの偏重に抗議の意味を込め、神出鬼没にその乳房を惜しげもなく披露する金髪美女集団たちがいる。ヨーロッパを中心に、トップレスでの抗議活動を続けるウクライナの女性社会活動家グループ、「FEMEN」だ。
近年、世界中で有名になりつつあるがゆえ、特に欧州各国は彼女たちの行動に監視の目を光らせている。各国で警察による強制排除や勾留などが続くなか、とりわけ酷かったのが昨年12月に起こった、いまだ独裁体制が敷かれているベラルーシでの出来事だ。彼女たちに半年間密着し、ドキュメンタリー映画を撮影中のオーストラリア人女性ジャーナリストのキティ・グリーン氏は言う。
「首都ミンスクのKGB本部前での抗議活動中、何者かがメンバーを拉致してどこかに連れていったんです。私もKGBに数時間拘束されて強制退去させられました。メンバーは翌日、300㎞以上離れた森の中で裸のまま発見されましたが、完全にKGBの仕業でしょう」
一方、いわゆる西側諸国での抗議活動では、深刻な弾圧を受けていない。スイスやフランスでは短時間の拘束こそあれ、すぐに釈放されている。
日本での抗議活動を希望している彼女たちだが、日本の当局の対応によっては、世界中の注目を浴びることになる。日本における“民主主義の成熟度”が彼女たちによって試される日が来るのかもしれない。
⇒これまでの活動の画像一覧はこちら
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=188721
◆3.11直後に日本のために行動していた!
昨年、東日本大震災と原発事故が起こった直後、FEMENは「大地を揺らすな、乳房を揺らせ」というスローガンを掲げ、着物風の衣装を着てメッセージを発信。チェルノブイリ発電所の前でも、ウクライナ国旗に日の丸を重ね、同じ悲劇を経験した者同士の連帯と、脱原発を訴えていた
⇒【画像】はこちら https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=188729
― 独占激写 金髪トップレス抗議集団が日本のために脱いだ!【5】 ―
この特集の前回記事
ハッシュタグ