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【金髪トップレス抗議集団】裸で道路を封鎖

ヨーロッパを中心に、トップレスでの抗議活動を続けるウクライナの女性社会活動家グループ、「FEMEN」。そんな彼女たちが3月、東日本大震災と福島原発事故から1周年を迎えるにあたり、脱原発と福島の人たちへの激励の意味を込めた抗議活動をするという情報を聞きつけた取材班は、ウクライナの首都・キエフへと飛んだ。

 取材日当日、彼女たちの“アジト”を訪れると、複数のメンバーたちがすでにプロテストで掲げるプラカードを作っていた。6人の若い女性がラフな格好で集う小部屋には、女性の臭いがムンムンと充満しており、まるで女子寮にでも忍び込んだかのようだ。そんな異様な雰囲気のもと、取材班は自らの邪念を追い払いながらインタビューを開始した。

※前回までのインタビュー内容はこちら⇒http://nikkan-spa.jp/188545
「美しい体には生傷も絶えない」

◆突然、裸になって道路を封鎖した!

FEMEN

アジトの一角が作業部屋になっており、準備や打ち合わせが行われる

 FEMEN代表イナがインタビューに応じる間、ほかのメンバーは次々と上着を脱ぎ始めた。にわかに彼女たちの雪のような白い肌が、目の前で露わになった。目のやり場に困る取材班をよそに、ボディペイント担当のサシャが、彼女たちの乳房に絵筆で赤いインクを塗っていく。どうやら日の丸ということらしい。ときおり「くすぐったい!」と黄色い声が上がるなか、「脱原発」「FUKUSHIMA」の文字が彼女たちの胸に刻まれていった。

 全員がペイントを終えると、彼女たちはコートだけを羽織り、颯爽と外へと繰り出した。午後1時すぎ、いよいよ街頭で抗議活動をするというのだ。

※活動に向かう彼女たちの様子はコチラ⇒
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=190278

 服を着ていても、若い美女が6人も束になって歩いていれば嫌でも目立つ。路上からは「おい、FEMENがいるぞ!」という野次馬や、通りすがりの男たちの冷やかしの声が飛び交った。歩き続けること約10分、目的地の賑やかな幹線道路へと差し掛かると、突然、彼女たちはその場でコートを脱ぎ捨て、一斉に車道へと飛び出して行った!

※【画像】はコチラ⇒ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=190283

 車道で一列になって「反原発」や「NO NUKES」と書かれたプラカードを高らかに掲げる彼女たち。突然の美女たちの“ご開帳”に、行き手を阻まれた車やバスの運転手も、クラクションでエールを送る。それでも彼女たちの真剣な眼差しは揺らぐことなく、「WE ARE FEMEN!」と連呼し続ける。その表情は、あどけなさも浮かべていた先ほどまでとはうって変わって、闘士の顔だった。こうして彼女たちは、福島への祈りを込めながら、氷点下3℃の寒空の下、約5分間にわたり仁王立ちになって絶叫し、道行く人々を釘付けにしたのだった。

※【画像】はコチラ⇒ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=188704

FEMEN

大勢の人と車が行き交う幹線道路を封鎖して抗議した!

 帰り道、6人のなかで最年長のエブジェニア(24歳)は語った。

「チェルノブイリ事故の時、私たちは生まれてなかった。でも、友人や知人には当時の被曝の後遺症に苦しんでいる人や故郷を失ったままの人がたくさんいる。日本は遠い国だけど、去年の原発事故に関しては特別な思いを抱いている。次は絶対、日本に行ってプロテストをやりたい!」

 イナもこう続けた。

「今、一番メンバーになってほしいのは日本人女性! アジアにはまだ行ったことがないの。近いうちに必ず日本に行くから、興味のある人はフェイスブックのアカウントからメールをください!」

 果たして彼女たちが日本に上陸する日は来るのか。今後の活動から目が離せない。 <取材・文/奥窪優木 撮影/バーナード・コン>

FEMEN

今回の抗議に参加してくれたメンバー。写真右からイリーナ(19歳)、イナ(21歳)、リタ(20歳)、エブジェニア(24歳)、サシャ(23歳)、ダーシャ(18歳)。みな、ウクライナ人だ

― 独占激写 金髪トップレス抗議集団が日本のために脱いだ!【4】 ―




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