間接照明のような形をした新型扇風機 プラズマクラスターも搭載
【プラズマクラスタースリムイオンファン PF-ETC1】
シャープから、従来とまったく形の異なる扇風機が登場した。タワー型のボディから、大容量の風が送り出されるのだ。スタイリッシュなのはもちろんだが、もう一つ大きな特徴がある。高濃度のプラズマクラスター2500を搭載し、イオンを発生することができるのだ。価格は4万円と、安い扇風機10台分。性能を細かくチェックし、物欲刺激度をチェックしてみよう ◆間接照明のような形をしたイオンを発生する新型扇風機 シャープから、従来とまったく形の異なる扇風機が登場した。タワー型のボディから、大容量の風が送り出されるのだ。スタイリッシュなのはもちろんだが、もう一つ大きな特徴がある。高濃度のプラズマクラスター2500を搭載し、イオンを発生することができるのだ。価格は4万円と、安い扇風機10台分。性能を細かくチェックし、物欲刺激度をチェックしてみよう 納得はできないものの、電気代が大きく値上げされそう。そうなると、夏場のエアコンはちょっと控え、懐かしの扇風機の出番となるのだが、シャープから面白い製品が出た。 扇風機と言えば大きな羽根がケージに入っているスタイルを思い浮かべるが、「PF-ETC1」はタワー型。間接照明のような形状ながら、扇風機と謳っている。ボディの下部にファンを内蔵し、上部のスリットから空気を送り出しているのだ。従来の扇風機と比べると羽根が小さいが、送風口を細くすることで、水道のホースを指で押さえるような効果が得られる。遠くまで水を飛ばすように風を遠くまで送り届けられるのだ。上下左右のスイングが可能で、部屋中の空気を動かせるのもいい。 一番のウリはプラズマクラスターを搭載している点。プラズマクラスターとは、イオンを発生させる機構のこと。イオンはカビ菌や浮遊菌、ダニのフンなどのアレルギー物質を分解し、水になって空気中に戻る性質を持っている。カビの増殖を抑えるので、洗濯物を室内干ししたときの嫌なニオイも抑えられる。部屋に染みついたタバコのニオイも約60分で分解できるのだ。静電気も抑えるので、花粉などがカーテンに付着することも減る。まさにいいことだらけ。このイオンは自然界に存在するものと同じで、安全性も確認されている。 消費電力は風量最小で2W、最大でも24Wとエアコンと比べれば格段に小さい。気になるのが動作音。羽根のない某扇風機は動作音が大きく、驚いた人も多いだろう。しかし、「PF-ETC1」は17~45dBと一般的な扇風機と同レベル。うるさく感じることはないだろう。 花粉症でハウスダストに弱いのに、タバコを吸ううえ、犬を飼い始めた筆者にとっては注目の製品。空気清浄機能も備えていることを考えれば、物欲は刺激されまくり。4万円の価格にやや尻込みしているが、もしリビングのインテリアにこだわっているなら即買いだろう。■ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 2/3
■ 編集担当Kの物欲刺激度 3/3
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