全国動物園の「キモカワ系人気動物」ベスト5
世の中を動かすのはメジャーばかりじゃない! ちょっと気になる、でも人には聞きづらいニッチなジャンルのヒットを大胆予測。各界の識者の協力のもと、ランキング形式で一挙に紹介しよう
◆動物園のアイドルはパンダだけじゃない!キモカワな人気者たち
レッサーパンダの風太くんやパンダの赤ちゃんなど、毎年のように人気者が誕生する動物園の動物たち。
動物写真家のやきそばかおる氏がイチオシするのが伊豆シャボテン公園のハシビロコウの「ビルさん」。
「ビルさんは園内一のご長寿で推定40歳以上になるのですが、いい感じのおじいちゃんです。以前、テレビに出演したことがあるのですが、高齢を心配してか、たまにファンの方から園に電話がかかってくるそうです(笑)」
美しさで人気が出そうなのがヘビクイワシ。
「クチバシを一切使わず、スラッとした長い脚を器用に使い、ヘビの息の根を仕留める姿は、本当に美しいんです。以前、NHKの『ダーウィンが来た』で取り上げられて、確実に注目度は上がっています」
これらの動物がブレイクする要素は「希少価値」と「見ていて飽きないその愛くるしさ」だという。
「どこでも見れる動物にはみんなそろそろ飽きたはず。今回紹介した動物は一度見ても損はないです」
◆動物園の人気動物たちベスト5
【1位】伊豆シャボテン公園のハシビロコウ
クチバシが幅広いのが特徴。上野動物園(東京都)、千葉市動物公園(千葉県)、のいち動物公園(高知県)でも見ることができる
⇒【写真】はこちら https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=377188
【2位】東武動物公園のヘビクイワシ
脚が細くて、トサカがカッコ良くて、ヘビを捕獲する動きが華麗な鳥。その美しさにみとれてしまい、ファンになる人が多い
⇒【写真】はこちら https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=377192
【3位】横浜ズーラシアのテングザル
ボルネオ島に生息している。枝から枝へとジャンプする距離は最高で8m。先日、国内の動物園では32年ぶりに赤ちゃんが誕生した
【4位】上野動物園のアイアイ
生息地マダガスカルでは「悪魔の化身」と呼ばれるサル。暗闇では目がオレンジに光る
【5位】東山動物園のヤブイヌ
動物園では、いつも集団でグルグル走り回っている。この動きに不思議と見とれてしまう
★選者:やきそばかおる氏(動物写真家)
雑誌やサイトで連載などを持つ。趣味は全国の動物園めぐりで、日本全国ほとんどの動物園を訪れている
― 絶対来る[2013年ニッチブレイク]ベスト5【4】 ―
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