神出鬼没の白バイに注意。夏休みの“小田厚”は要警戒
<しかし災難は、まるで小田原厚木道路の覆面パトカーのように、どこかでこっそりとあなたを待ち受けている>(村上春樹エッセイ集『村上ラヂオ』より)
大磯にも居を構える村上春樹氏も、もしかして神奈川県警第二交通機動隊に沈められた一人かもしれない。
神奈川県西部を斜めに横断する小田原厚木道路(通称オダアツ/距離33.1km)は、箱根・大磯・伊豆方面を目指す多くのドライバーが利用する有料道路だ。東名高速から接続しているが、制限速度は時速70kmと厳しい。それゆえ、日々頻繁に取り締まりが行われ、覆面パトカーの聖地とも呼ばれている。
なるほど走ってみると、適度なアップダウンに手ごろな直線とカーブが連続しているうえ、景色も全然面白くないので、アクセルを踏むくらいしかやることがない。
今回は、その聖地を巡礼してきた。
同じ路線に2台は当たり前。上下線合わせて4台、多いときには6台もの新旧クラウン覆面パトが稼働中なので、非常駐車帯でのサイン会を目撃しても油断は禁物である。
⇒【激写】クラウン覆面パトはコチラ https://nikkan-spa.jp/479692
さらに、受傷事故防止のため有料道路ではほとんど見かけない白バイも暗躍している。
スピード違反だけでなく、通行帯違反、車間距離不保持、進路変更禁止違反でも容赦なく捕まる、まさに神奈川県警のドル箱路線だ。
この難所を越えるには、とにかく制限速度を遵守して、走行車線をキープしましょう。
◆オダアツの撃墜王!神出鬼没! 白馬の騎士たち
⇒【激写】白バイ取締現場はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=479704
オダアツで本当に怖いのは、覆面パトより白バイだ。遥か後方から超高速でアッという間に追い付き取り締まる。ルームミラーで注意深く警戒していても、前を見た次の瞬間、後方ではもう赤色灯が回りロックオンされている。原則出動しない夜間と雨天時以外は、どこからともなく現れる!
― 取り締まりの聖地!小田原厚木道路クラウン覆面パトカー図鑑【1】 ―
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