上司&人事が判定【出世できない男の思考法】
貧乏人には貧乏人ならではの思考があるように、出世できない男にも共通の思考があるようだ。堂々の1位を獲得したのは「オレが出世できないのは会社が悪い」と居直るタイプ。「自分で選んだ会社のくせにその会社を見下すヤツに出世なんて当然無理! 出世できないのは本人の能力のくせに、それを棚に上げ、会社批判する人に役職は与えたくない」(49歳・卸売り)。会社に過度な期待を求め、自分の短所や課題を直視できない弱さが出世を阻むと心しよう。
1/28発売の週刊SPA!では「出世できない男ランキング」を公開している。ぜひ参考にしてほしい。 <取材・文/藤村はるな 撮影/岡戸雅樹>
◆上司&人事担当者200人が判定【出世できない男の思考法】ランキング
1位 「俺が出世できないのは会社が悪い!」 98%
2位 失敗はできるだけ避けたい 87%
3位 自分の興味分野にしか関心がない 85%
4位 「社蓄になるのは終わってる!」 80%
5位 数字は苦手だから考えたくない 74%
また、「自分の興味のある分野しか関心がない」、「数字は苦手」、「営業という仕事をナメている」など、最初から「苦手分野」を自分で定める人も、出世には結びつかない。「会社には部署異動はつきもの。他分野に興味が持てない人はどこの部署でも役立たず、平社員で終わる」(50歳・放送)というもっともな意見も。
とはいえ、勉強熱心すぎるのも考えもので、「業務とは無関係のビジネス書やセミナーに傾倒する」タイプも巷では大不評。
「ビジネス書とかセミナーにハマりすぎて、本来の業務とは関係ないことばかり仕入れて『俺はまだイケる』と思い込む。出世したいなら、まずは社内に目を向けるべきでは?」(46歳・販売)
同じく、自己啓発書に書かれてあるような「合理性にこだわりすぎる」という人も要注意である。
「ガジェットや最新ツールを使って時間を節約するのは結構だが、『このソフトを使わなければ時間のロス』と押し付けるのは論外。あと、『飲み会は無駄』などと、業務に関係ないことを切り捨てがち。だが、直筆で手紙を書いたり、上司と飲みに行ったりするなどの『一手間』こそが人の心を動かすものなので、それができなければ出世は無理です」(39歳・電子)
要は自分の思い込みに慢心する人ほど、周囲から「あいつは出世しない」と思われている可能性大。「自分はイケてる!」と勘違いしている人は、コレを機会に己の思考法を振り返ってほしい。
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