PS4は今買うべき? アンケート結果は過半数が“待ち”

 日本でついに発売された、プレイステーションの最新ハード“PS4”。ライトゲーマーである読者100人に実施したアンケートによると、「とりあえず様子を見る」という、守りに入る人が42人ともっとも多かった。続いて、「買う予定はない」と答えた人が35人で、その最たる理由は「そもそも据え置きゲームをやる時間が減った」という意見だった。

PS4

「すぐに購入する」と答えた人がもっとも注目していたのが、PS4のグラフィック。ローンチタイトルには『KNACK(ナック)』や『龍が如く 維新!』など、20本以上のタイトルがラインナップ。圧倒的なグラフィックで次世代のゲームをプレイすることができる

「今はスマホのゲームで十分という人は非常に多い。そういった人たちを据え置きゲームのほうにもう一度引っ張ってくるのは、かなり苦労すると思います」

 とは、ゲーム産業の研究を行う芝浦工業大学システム理工学部准教授の小山友介氏。さらに、PS4が普段ゲームを遊ばない人たちに対して、「訴求力が弱い」と指摘する。

「PS3のときはBlu-rayに対応するなど、一般の方に対してもわかりやすい訴求力がありました。ハイスペックで、シェア機能などを有したPS4は、ゲーマーにとって魅力的なハードですが、一般の方にはその魅力が理解されにくいのかもしれません」

 この問題に対して、日本でPS4の販売を担うSCEJAはどのような戦略を考えているのか。ジャパンマーケティング部の松本義紀部長は、「PS4のプロモーションには、シェア機能を活用していきます」と教えてくれた。

「普段、ゲームを遊ばれない方でも、スマホやSNSを利用している方は大勢いますよね。そこでPS4を遊んだ方たちから、SNSなどを通じて情報を発信してもらい、PS4に興味を持ってもらえるような機会や、流れを大切に活用したいと考えています」

 また「様子を見る」と答えた人に、「これからいろんなところでPS4の情報を見ることになるので、そこからでしょうね」(松本氏)と、長い目で見ているようだ。

「ビジネスマンに昔ほどゲームができなくなった方も多いと思いますが、リモートプレイを使えば外出先でもちょっとした時間にPS VitaでPS4のゲームが楽しめますし、SNSと連動させることで、新たな体験ができると思います。今後の流れを見ながら購入を検討してください」(同)

◆PS4の動向から目が離せない!?

小山友介氏

小山友介氏

 様子を見ると答えた人がPS4を購入するきっかけとして、多く挙がったのは「いつか値下げが決まったときに狙いたい」という意見。「初期ロットは避けて普及してから考える」も次位に。

「PS4は、ゲームと併せて購入すると4万~5万円ほどするので、躊躇してしまうのも当然。冷めた消費者は、1年以上待って安くなってから買うので、アンケートの結果も納得できます」(小山氏)

 では、日本では発売してすぐにどれくらいのPS4が売れるのか。小山氏は「数十万台は売れるでしょうが、海外ほど伸びないと思います」と冷静に語る。とはいえ、小山氏もPlayStation Camera付きのパックを予約した一人として、「今後の発展に期待している」とのこと。ひとまず、すぐに結果は出なくとも、徐々に普及していけば、これまでのゲームスタイルが進化していくだろう。

【PlayStation 4】
PlayStation4 First Limited Pack 4万1979円[税込み]
PlayStation4 First Limited Packwith PlayStation Camera 4万6179円[税込み]
本体やワイヤレスコントローラー、ケーブルなどが一通りセットになったFirst Limited Packのほか、PlayStation Cameraがセットになったパッケージを用意(ハードディスクは500GB)。また、PS4本体はPS3と比べてコンパクトにデザインされているほか、AVマルチ出力端子がなくなり、接続はHDMI出力と光デジタル出力のみに対応

【小山友介氏】
芝浦工業大学システム理工学部准教授。東京工業大学に勤めていたとき、経済シミュレーション研究に従事。そこで得た知識を生かしてゲーム産業研究を行う

取材・文/黒田知道 アンケート協力/リサーチプラス
― PS4はムーブメントをつくれるか!【2】 ―

Playstation 4 First Limited Pack

プレイステーション4専用ソフト KNACK ダウンロード用 プロダクトコード 同梱

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