安倍昭恵首相夫人、ゲイパレードに参加。大歓迎される
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週刊SPA!6月3日発売号「大マスコミが報じない 2014年上半期[裏ニュース]16連発」では、他にも六本木の街で勢力を伸ばすアフリカ系マフィアの実態や、鹿児島のカルデラ巨大噴火で予想される甚大な被害、実は存在していた福島県の「鼻血」に関する疫学調査データなど、大マスコミが報じない、あるいはほとんど話題にならずに終わったものの見逃せないニュースを網羅している。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
4月27日に東京・代々木公園で行われたLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の権利向上を訴える「東京レインボーパレード」に、安倍昭恵首相夫人が参加していた。本誌記者はパレード中の昭恵夫人を直撃、参加の理由を聞いた。
「UNAIDS・ランセット委員会(HIV・エイズの問題に取り組む国際機関)の委員に就きまして、ここ数か月エイズの問題に関わってきました。そこでLGBTの方々にお世話になり、このパレードのことも知りまして。ぜひ、私も参加したいと思ったんです。世の中にはいろいろな方がいらっしゃる。それぞれの多様性が尊重される社会が理想だと私は思っています」
昭恵夫人をパレードに誘ったHIVアクティビストの長谷川博史さんは「昭恵さんがフロートの上に乗ると大きな歓声があがり、沿道の多くの人たちが手を振って大歓迎してくれました」と語る。
「昭恵さんを誘ったのは、ランセット委員会等で積極的に活動しているからで、ただ単に有名だからというわけではありません」(同)
この日、主催者発表では1万5000人が参加し、過去最高となった。パレードを取材したフランス人ジャーナリストはこう語る。
「日本ではほとんど報じられませんでしたが、フランスでは国営ラジオ放送RFIが報じましたし、日刊紙でも写真入りで記事になりました。AP通信やロイターも報じたので、世界中でこのニュースが流れました。首相の欧州歴訪よりも、昭恵さんのほうが注目されていましたね」
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