更新日:2016年01月15日 21:46
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文具マニア注目!? 世界に誇る国産ボールペン「ベストイレブン」

日本は残念な結果に終わってしまったサッカーW杯。そこでサッカーでの無念をはらすべくSPA!では、「本家ザックJAPANに負けず劣らずの超オススメ!“俺的最強の布陣”をサッカー以外でつくったらどうなるか?」を企画。あらゆるジャンルで選出&解説してもらった! ◆ボールペン・ベストイレブン「黒球JAPAN」最強の布陣(監督:古川 耕) ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=665460
古川耕氏

古川耕氏

「漢字文化の日本はペン先に入った“ボール”を動かしては止め、また動かすという、細かな動きに適したボールペンが求められます」と古川耕氏。これは日本のパスサッカーとも重なるということで、国産の11本を推奨してもらった。 「最前線には現在ブレイク中の『フリクションボール』を。その“消えるインク”は、消える動きでマークを振り切り、89分間は消えていても残り1分で得点すれば許される……というCFの特徴にも重なります。その左には、滑らかな書き味で日本のボールペンの歴史を変えた『ジェットストリーム』を。サッカーの歴史を変えたクライフやマラドーナにも重なる1本です。『Vコーン』は、紙に接地した瞬間、インクが染み出すクイックネスが、ピッチサイドを駆けるクラシカルなウインガーのよう」
ボールパン

「速いボール回しが必要な前線にはペン先がよく滑るものを、ディフェンスにはしっかりした書き味のペンを選出。各ポジションから1本を選べばバランスのいいペンケースが完成します」(古川氏)

 たかが、ボールペン、されどボールペン。特性は大きく違うのだ! 「中盤は3人。シグノの新鋭『RT1』は、ペン先を傾けても筆記できる“エッジレスチップ”の万能さで攻守の要に。水性と油性の混交インク『エマルジョンインク』を搭載の『スラリ』は、『ポジジョンチェンジで相手を攪乱』『中盤の潤滑油』の役割を期待。黒く濃いインクが評判の『エナージェル』は、コートジボワールのヤヤ・トゥーレのよう。激しく上下動するSBはインク量=スタミナ重視。『Opt.』は通常のノック式ボールペンより45%多いインク量が魅力。左の『タプリクリップ』は小柄ながら40%増量の替え芯が入り、長友を連想させます。CBには大きなボディ=屈強なフィジカルを誇るベテラン『ドクターグリップ』を。相方『エアプレス』の、インクを後ろからプレスする加圧システムは、ディフェンスのプレスの動きに重なります。そしてGKは『Pfit』。超大型のクリップに、GKに必要なキャッチング能力の高さを感じました!」 【古川耕】 放送作家・ライター。文具通としても知られ、『月刊GetNavi』で「文房具でモテるための100の方法」を連載するほか「OKB48(お気に入りボールペン48)総選挙」も主催 ― 勝手に発表!!俺の好きな[文化系ベストイレブン]【4】 ―
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