“密接交際”にメリットがなくなった風俗業者 取り締まり情報も2ちゃんねるで

風俗店

みかじめ料が禁止に。その分を客に転嫁していた風俗店は価格を下げるのだろうか?(画像はイメージです)

古くからヤクザと関わりがあるのが、キャバクラやデリヘルなどを営む風俗業界の人々である。

 都内で関連業種を豊富に扱うオーナーは現状をこう打ち明ける。

「キャバクラ、風俗、風俗案内所、出会いカフェなどはみかじめ料を払っています。でもエステやガールズバーは払わないことが多い。つまり風営法の範疇の商売には払い、それ以外は払わない。実はその基準は僕らが決めているんです」

 しかし、ヤクザもそれは心得たもので、オーナーはパーティに呼ばれることもしばしば。さすがに手ぶらで行くわけにもいかず、結局は“親密な交際”となっているとこぼす。

「昔は一斉取り締まりの情報を教えてくれたり、他店の動向を教えてくれたりと、“持ちつ持たれつの関係”だったけど、今は『2ちゃんねる』のほうがはるかに有益ですよ」と苦笑する。

 では、メリットがないのになぜみかじめ料を支払うのだろうか。

「要するにヤクザには『お小遣いをあげるから商売を邪魔しないでね』と暗に伝えるためです。今はヤクザがビルを丸ごと買って、そのテナント料にみかじめ料が組み込まれている場合もありますが、それでも払ってあげています」

 条例施行後には、ヤクザ側から「カタギの会社を挟もう」との折衷案も提示されているというが、オーナーはヤクザの力量を見て支払いの可否を決めていくという。

「当局にはむしろ密接交際者に認定してほしいですね。そうなれば大手を振って『認定されたので、もう払えません』と堂々とヤクザに言えますから。でも、払わないと決めたらその後処理はキチンとするつもりです。例えば食いっぱぐれたヤクザに『これで次の商売でも考えてみて』と1年分を払ってあげたり。本当は払う必要はないんでしょうけど、不倫相手と後腐れなく関係を清算するための“手切れ金”みたいなものですね」

― 「ヤクザと付き合いのある人々の本音」【2】 ―

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