更新日:2015年09月02日 18:10
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東日本大震災で募金してくれたタイの人の恩に報いたい!

タイが大変なことになっている。駄洒落ではない。 長引く豪雨でバンコク北部のダムの放流を余儀なくされ、政府によると、これまでに死者は300人を上回り、930以上の工場が浸水したという。この50年で最悪の洪水被害に見舞われているのだ。 ちょっと思い出してほしい。 日本が3.11に地震に見舞われた時、タイ政府は震災からたったの3日後には、外国への支援としては異例とも言える2億バーツ(約5.4億円)の支援予算を組み、さらにジャスミン米1万トン、もち米5000トンといった食料、衣類、毛布などを支援物資を送ってくれた。 民間のタイの人々も募金やチャリティに励んでくれて、なんとバンコクのスラム街の子供たちまでが、決して裕福ではない中で義援金を募金してくれたのだ。 【動画】⇒http://youtu.be/0fW3ozxb53c http://youtu.be/0fW3ozxb53c 今こそ、そうした恩義に報いるべきだ! そう思った記者は、取り急ぎタイへの義援金募金先をリサーチしてみた。 方法はいくつかある。 【1】 在日タイ王国大使館or領事館に直接持ち込む 【2】 在日タイ王国大使館 or 領事館に書留で送る 【3】 在日タイ王国大使館 or 領事館の義援金口座に振りこむ 1~3の詳細はタイ王国大使館のサイト内の「洪水被害寄付金受付について」をチェック ※http://www.thaiembassy.jp/rte1/index.php?option=com_content&view=article&id=642:2011-10-14-07-48-35&catid=45:2009-08-28-06-01-13 【4】 楽天銀行のクラッチ募金 ※http://www.rakuten-bank.co.jp/company/contribution/111014/ 【5】 教育支援NGO 民際センターのタイ洪水緊急支援募金(振込方法などはHP参照) ※http://www.minsai.org/blog/?p=2049 【6】 国際医療ボランティア・AMDAを通じて(振込方法などはHP参照) ※http://amda.or.jp/ その他、在タイの義援金振込先は『Bangkok Post』の記事に詳しい ※http://www.bangkokpost.com/feature/charities/203275/information-for-flood-donation (同記事のリンク先の日本語訳はこちらのブログ参照) ※http://www.thaiworker.net/cat593/donation.html というわけで、記者は九段下にある在京タイ王国大使館に行って直接寄付してきた! 九段下から靖国神社方面に坂を登ること数分。インド大使館の裏にあるのがタイ王国大使館だ。建て替えのため、臨時移転中なので小さなオフィスのような感じである。
タイ王国大使館

九段下にある在京タイ王国大使館。ビルの一階にひっそりあるから見落とさないように!

寄付はビザ発給などの窓口の隣の入り口から入って行う。受付とともに、募金箱が置かれている。
思いのほか地味な募金箱。でも、箱いっぱいにしてやろうぜ!

思いのほか地味な募金箱。でも、箱いっぱいにしてやろうぜ!

9時~17時の間で受け付けているという。 タイの人々の平均月収は3万円程度。数人で集めて寄付すれば一つの家族の一ヶ月分を救うことも出来る。 東日本大震災で受けた恩義に報いたい人はぜひ! 取材・文/日刊SPA!取材班
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