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’80年代半ば、ファミコンで株式売買ができていた!

ファミコントレード

写真の通信アダプタを挿して電話回線と接続し、専用コントローラーで操作することで株式売買が可能に

 ネット時代を先取りする製品を任天堂が出していた。それが、ファミコンと通信アダプタ・カードを組み合わせて、電話回線に接続して株式売買(ファミコントレード)を行える「ファミリーコンピュータ ネットワークシステム」だ。 「パソコン通信も出始めの’80年代半ばに、野村證券と組んで始めた驚きのサービスです。任天堂は’95年にも、衛星放送を通じスーパーファミコンのゲームを配信する『サテラビュー』という機器を発売。ダウンロードソフトの先駆けですが、こちらも早すぎて短命に終わりました」(フリーライターの多根清史氏) ― [あの大ヒット商品]は既に日本で作られていた! ―
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