No.1セクシー女優は誰の手に!? AV女優の祭典[DMM.R18 アダルトアワード2015]写真レポ
「真のNo.1セクシー女優は誰なのか?」——そんな我々の疑問に答えるイベント「DMM.R18 アダルトアワード2015」が、5月4日の東京・豊洲PITにて開催され、最優秀女優賞には湊莉久、最優秀新人賞には天使もえが輝いた。
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<取材・文/北村篤裕>
この授賞式では、AVの配信・販売を手掛けるDMM.R18が取り扱う全メーカー/全作品の売り上げデータをもとに上位のセクシー女優をノミネート。当日は、観客席の両脇に敷かれたレッドカーペットから艶やかなドレスを着たセクシー女優20名が登場し、会場を華やかに彩った。
最初に発表された「最優秀新人賞」では、2014年にデビューし、3タイトル以上の作品をリリースしている女優を対象にノミネートされ、初々しい顔ぶれ10名がステージに登壇した。それぞれの女優がファンへの感謝の言葉を述べつつも、みなどこか緊張している様子が言葉の節々から伝わってきた。
昨年、最優秀新人賞を受賞した白石茉莉奈は「きっとみんな緊張していると思うので、みなさん温かく見守ってあげてください」と先輩らしい余裕のコメント。そして、プレゼンターの白石から名前を呼ばれた天使もえは「大好きな白石さんから賞を頂けるなんて夢にも思わなかった」と驚きと喜びが同時にこみあげてくる様子だった。
さらに「初めての撮影は不安と心細さでいっぱいで、この先どうなるんだろうと思っていたけど、周りの人たちに支えられて本当にこの仕事をやっていてよかった」と現在の心境を口にした。
幕間には、color-code、仮面女子/スチームガールズ、Charisma.com、清竜人25らのゲストがライブパフォーマンスを披露するなど、年に一度の宴にふさわしい華やかな雰囲気で授賞式は進行していった。
「最優秀作品賞」など様々な賞が発表されるなか、「話題賞」にはコスプレや歌手など多岐にわたる活動が評価されたさくらゆら、新設された「メディア賞」には小島みなみ、水道橋博士による独断の「スペシャルプレゼンター賞」には東凛、「特別賞」には希志あいのが選ばれ、喜びと感謝のコメントを述べていた。
緊張の雰囲気がピークに達したところで、プレゼンターのリリー・フランキーが登壇。リリーが「いつも応援しているどころか、みなさんのおかげで生かされている。今日はスピーチを聞きながら舞台袖でシコってました(笑)」と緊張感を笑いに変えて和ませるも、いよいよ「最優秀女優賞」が発表された。
まず、昨年の「最優秀新人賞」受賞に引き続き「優秀女優賞」に輝いた白石茉莉奈は、「新人という肩書きがなくなった今、いつもマイナスなことばかり考えてしまって、正直(受賞は)無理だと思っていました」とコメント。2年連続となる受賞を素直に喜んでいた。
そして見事に「最優秀女優賞」を勝ち取ったのは湊莉久だ。彼女は名前を呼ばれると「過呼吸になりそうです。わたしは子どもの頃から自信がなくて、周りのみんなが輝いて見えました。それでもこの業界に入って、目の前のことを一生懸命に一つひとつ取り組んでいくうちに、少しずつ自分のことが好きになりました」と今までの人生を振り返った。そして笑顔で「今の湊莉久は輝けていますか?」と問いかけると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
これからの活動ついて「きっと今まで以上に輝いている湊莉久をお見せできるんじゃないかなと思います。これからも温かく見守ってもらえるとうれしいです」と締めくくった。
この日「特別賞」を受賞した希志あいのが’15年の12月をもってAV女優からの引退を宣言するなど、涙あり笑いありの授賞式となった。「AV OPEN 2015」の開催告知とともに、イベントは幕を閉じた。
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