日本の在留資格を狙った“偽装”国際結婚は許さない! 行政書士たちの戦い
また、ここが曖昧だと偽装結婚を疑うこともあるという。
さむらい行政書士法人」代表。行政書士・入国管理局申請取次行政書士。アジア諸国・欧米など各国出身の外国人の法的手続きを支援している
― プロが使う[(秘)ネタ元]教えます ―
「年齢差が大きい、交際期間が短い場合は疑いありです。ビザ申請で交際の証拠として写真提示を求められますから、当方も写真を確認しますが、背景がお互いの祖国でなかったり、2人で写った写真がない場合も怪しいです」
ほかにも離婚歴が多かったり、また結婚紹介所を挟んでいる場合も偽装結婚の可能性があるという。
場合によってはLINEやSkypeの履歴にも目を通す。「やりとりが形式的、逆に愛の囁きだけ、というのも疑う余地ありなんです。国際結婚というのは、相互交流の理想的な形。だからこそ、ズルはいけません」。
さまざまな履歴が残ってしまう現代社会。情報の“ネタ元”もまた、多様化しているのだ。
【小島健太郎氏】
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