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「オッサンはジーパンじゃない、スウェットをはけ!」プロが激賞するユニクロの名作パンツ

メンズファッションバイヤーのMB氏

メンズファッションバイヤーのMB氏。「『オシャレに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第67回目をよろしくお願いします。 「俺の体型だとおしゃれなんて絶対にムリ!」と思っている世のお父さんへ。 ・太っていてもスッキリ見える
(普段2XL着用者でもOK!) ・2990円(+税)で買える ・手持ちのアイテムに合わせられる ・どこでも買える ・動きやすくてはき心地が良く、苦しくない  そんな魔法の様なアイテムを紹介します。 ▼今「スウェットパンツ」が大流行!ドライストレッチスウェットパンツ 2990円(+税) ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1073589 67-1 私が今年全力で世のお父さんたちにオススメしたいのがこちらです。 「スウェット? 部屋着に3000円も出せねえから!」と思うかもしれませんが、ちゃいます。これはれっきとしたおしゃれ着として使うためのスウェットパンツなのです。昨年、一昨年頃からのトレンドとして「アスレジャー」というものがあります。これは「トレーニングウェアを“肩肘張らないおしゃれ着”として活用する」というNY発祥のトレンド。レディースではここ数年爆発的に広がりを見せ、どこのブランドでもこぞってスウェットパンツなどを展開しています。ここ数年のスニーカーブームもこの「アスレジャー」のトレンドが強力な後押しとなっているのです。  さてそんな流行アイテムでもあるスウェットパンツですが、「なら着てみるか」と押入れから取り出すと、そのまま「コンビニに行くオッサン」になってしまいます。 「クラッチバッグが流行だ」と言われて昔の「セカンドバッグ」を持ったり、「スニーカーがブーム」と言われて靴流通センターで買った「ダンロップ」をはいたり、のべつまくなしに手を出すと失敗します。  タンスの中に入っているスウェットパンツの多くは、「ゆるいシルエット」「グレーやベージュなどのリラックスカラー」「意味のわからん変なプリント」が特徴かと思います。それではダメなのです。  では、今回オススメするスウェットパンツが、これまでのスウェットパンツと何が違うのか? 詳しく解説しましょう。 ▼理解すべき特徴は3つ!!
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足元を革靴にして足首を見せるだけで着こなしの印象は激変する

●特徴①「細身シルエット」  最大の魅力は「細みシルエット」です。細みといっても「スキニーパンツ」のようにキツキツで締め付け感があるものではありません。足の形にそわせて立体的につくっているため、形自体はさほど細くないのですが、着てみると足にフィットしてムダなシワが出ず細みに感じるのです。さらに生地には伸縮性がありはき心地も上々。スキニーパンツをはいてみて「こんなんじゃ居酒屋で破裂しちまうよ!」と思ったお父さんでも大丈夫です。 ●特徴②「裾リブ&9分丈」  スウェットパンツは裾に「リブ」がついていて、こちらは、かつ裾が9分丈くらいになっています。まず裾にリブがついていると、キュッと足首が限界まで細くフィットします。アスレジャートレンドでスウェットパンツが驚異的に支持されている要因です。リラックスした肩肘張らないスウェットパンツなのに細みでキレイに見えることがポイントなのです。というのも「足首が細いとパンツ全体もなんとなく細み」に見えるもの。それはなぜか?  私たちの視線は、人を見た際にコーディネート全体をくまなく均一に見ているわけではありません。かならず目立つ箇所に視線が自然と誘導されるため、その「目立つ部分の印象」が「全体の印象」として認識されるのです。パンツでいえばどこが一番目立つ箇所かといえば、それは「裾」です。袖や首元や裾など先端部分は視線が止まる集中ポイント、ここが印象の要となります。昔からよく言われている「オシャレは足元から」という言葉は実は本当で、足元は視線が止まりやすい箇所なので、この部分どうなっているかがパンツのシルエットや印象を左右するのです。  そこで「裾リブ&9分丈」です。裾部分だけをゴムにして足首にぴったりフィットさせたジャージパンツ・スウェットパンツはある意味もっとも効率的にパンツを細みに見せてくれます。このパンツはそれに加えて9分丈程度にできています。9分丈だと足首の「くびれ」がチラリと露出するバランス。「足首のくびれ」は私たちの脚のなかでもっとも細い箇所です。もっとも細い箇所をあえて少し出すことで、さらにスッキリとした細みシルエットが強調される視覚効果があるのです。  実際このパンツ、着用してみてください。びっくりするくらい自分の脚がキレイに見えるはず。細みを強調したいので「黒」をチョイスしましょう。黒は細く見せてくれる「収縮色」ですから、細身効果絶大です。 ●特徴③「膝抜けしにくい」  最後に重要な要素「耐久性」です。部活で使ったスウェットパンツなどを思い出してください。皆必ず膝部分が「ぽこっ」と膨らんだ状態になっていたはずです。スウェットは柔らかく着心地のいい素材ではありますが、残念ながら柔らかい素材ゆえに元に戻ろうとする力が弱く、ストレスがかかる膝部分はすぐに「伸びてしまう」のです。  しかしこのスウェットパンツは生地が丈夫ということもありますが、何より膝部分が立体になっていて負荷がかかりにくいつくりになっています。そのためヘビーユースしても膝抜けしにくく型崩れせず長く使えます。 ▼着こなしはちょっとだけ「ドレス」を意識すべし ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1073592
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着こなしのコツは「ドレス」の要素を足すこと

 最後に、実際にこのスウェットパンツを着こなす際のヒントを少々。万能パンツといっても、「おしゃれ」に合わせるためにはちょっとした一工夫が必要なのです。まずは、トップスをシャツやジャケットなどカッチリ系のものをチョイスしてあげてください。というのもいくら細みといっても「スウェットパンツ」ですからリラックスしたカジュアルな印象に変わりはありません。ですから、トップスも同じようにリラックスウェア、例えばパーカーやTシャツで合わせてしまうとサマに見えにくい。かっちりキレイめな白シャツやジャケット、または写真のように革靴とコートなどを合わせることで上下の帳尻が合いバランスの取れたいわゆる「こなれた」表情が出せるのです。このあたりに関しては私の配信しているメールマガジン「【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断」でも語っていますから、もっと詳しく知りたい方はぜひご購読を。  今年の流行アイテムであるスウェットパンツ、ぜひコーディネートに取り入れてみてください。 〈文/MB〉
MB
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