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「ラグジュアリー系相席バー」は持ち帰り率がナンバーワン 西麻布の事情通が断言する5つの理由

3.脇の甘い女子が沢山  キャバ嬢は飲みすぎて接客ができなくなってしまわないように飲む量に気を使うもの。その点、素人は遊びに来ていてテンションが高まっているのも手伝ってなのか平気で酔っ払います。ここで素敵な紳士を演出するのに役立つのがワイン。いきなりゲームなどでテキーラやイエガーを一気飲みさせるのではなく、ソムリエがサーブするワインをゆっくり1、2本大きなワイングラスで。ボトルが開く頃には充分酔いも回り、女性の心も開いているとか。終電の心配をしている女性が多いので「今日はタクシー代あげるから、帰りたくなるまで遊んだら?」と大人の余裕を演出すると、更に雰囲気が高まるのだとか。こうした高級相席バーの持ち帰り率は、私、西麻布タローが見た限り全業態ナンバーワンです。 4.店員が味方(キャバクラは逆)  言うまでもなく、キャバクラにとってキャバ嬢は大切な商品。そして店員はキャバ嬢に対して、出勤している時間はもとよりプライベートまで切り売りしていくように指導します。語弊があるかもしれませんが、キャバ嬢にとってはアフターに付き合うことがシャンパンを入れてくれたお礼であったり、時にはキスやエッチさえもが営業のツールにもなる訳です。簡単に安売りできない事情があるのですね。  それに引き換え、相席バーにとって女性も男性と同様にお客様。店員の姿勢といえば「お好きなようにご自由にどうぞ」といった感じであります。男女の仲をアシストをしてくれる気の利く店員もいるので、キャバクラの店員とは求められる仕事が全く逆。これも持ち帰り率の高さを押し上げる要因の1つなのでしょう。 5.アフターがガンガンいける  テーブルトークでおすすめの話題があります。「美味しい料理」の話です。深夜までやっていて、これからタクシーですぐ行ける雰囲気のいいダイニングなどの話ですね。  実のところ、高級相席バーに来る女性は金欠のコが少なくありません。生活費を切り詰めるために自炊していたり、ランチに自分で作ったお弁当をオフィスに持参していたりする。そんな女性からすれば、滅多にお目にかかれない夢のようなご馳走の話に聞こえているわけです。そんなわけで、アフターに誘えば、「いいんですか~♪」などと向こうからノリノリの返事が返ってくるとか。またゲイバーやショーパブに誘うのも人気が高いようですね。  もちろん、容姿の平均点ということになると、キャバクラには及ばない面は否めません。しかし楽しさというところでは、私、西麻布タローは高級相席バーに軍配を上げます。完全にこっちです。高級相席バーの賑わいがそれを物語っていますしね。Oh…こんな原稿を書いていたら、私も行きたくなってきました。キラキラ女子が溢れる漁場に、皆さんもクリだそうではありませんか。〈取材・文/西麻布タロー〉 【西麻布タロー(にしあざぶ・たろう)】 酒とビッチをこよなく愛するアラフォー男子。水商売歴20年、ユルそうなのはだいたい友達! 西麻布の知る人ぞ知る名店に現在勤務中
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