最後にこだわりたいのが「充電器」。モバイルバッテリー本体を充電するときは、マイクロUSBを使うのが主流。その場合、コンセントにUSB充電器を取り付け、そこから電力供給することになる。 「そのとき、出力1Aなどの非力な充電器を使うと、寝る前に充電を始めても、翌朝起きたときには半分しか充電されていないというようなことがままあります。モバイルバッテリー自体の大容量化も進んでいるので、満充電まで時間がかかることも多い。充電器は3.4A対応の製品を選ぶと盤石」 　形状に大差がないだけに、適当に選んでしまいがちなモバイルバッテリーだが、正しく選んだときと、そうでないときの差は歴然だ。 ・USBケーブルの規格は「2A高出力」推奨 ・ジャックの位置によっては「L字ケーブル」を ・充電器の出力電流も要チェック 【板倉正道氏】 モバイルバッテリーや乾電池の計測がライフワーク。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』でも活躍 ― 「モバイルバッテリー」で失敗しない極意 ―