各国のサイバー戦力を採点【北朝鮮編】
官公庁や企業がウイルスに感染し、情報などが抜き取られるサイバー攻撃が相次いでいる。しかし、サイバー空間での覇権争いはすでに始まっているのだ。
ここでは各国のサイバー戦力をリポートする!
◆北朝鮮
ネット化されておらず防御力は無敵
【サイバー依存度】9 【防御力】7 【攻撃力】2 【計】18
国内のITインフラが非常に遅れている北朝鮮だが、朝鮮人民軍はサイバー戦部隊の育成には力を入れている。理工系の優秀な人材を少年のうちから徴用し、ハッカー兵士として育て上げているといわれる。現在、北朝鮮は盛んに韓国へのサイバー攻撃を行っているが、その司令塔は軍総参謀部の情報統制センターで、実行部隊には偵察総局121局、同204局、同情報偵察隊などがある。中国やロシアのハッキング技術も研究しており、それなりに強力な攻撃能力がある。それよりも北朝鮮が突出しているのが防御力だ。軍も主要インフラもネットワーク化がほとんど進んでいないため、サイバー攻撃でダメージを受ける心配がほぼ皆無なのだ
― サイバー戦争に日本は敗北まっしぐら【10】 ―
この特集の前回記事
ハッシュタグ